有名なファンドのポールソンがニューヨークでの講演で金が2400ドルから4000ドルになるという予測を発表してあちこちで話題になっている。要点は、
1 2012年頃から米国は二桁のインフレになる。
2 株・住宅価格が上がる。
3 金はさらに猛烈に上がる。マネタリーベースの増加から2400ドル、さらにオーバーシュートして4000ドルとなる。
4 ポールソンは自己の資産の8割を金建てにした。
などなど。金に賭けている自分には心強い内容だが、株が上がるというのは具合が悪い。笑
詳しい記事は英文の方がいいようだ。このサイトなどは詳しいのでぜひごらんいただきたい。
インフレになるというのは私は反対意見を持っているが、彼の分析自体は興味深いところがおおい。特に、マネタリーベースの増加と金価格の上昇は平行するという説(下に英文で貼った)はまったく同感であり(数日前にも書いたが)、意を強くした次第である。
As for the gold price, Paulson remains very bullish on the yellow metal, noting that the price of gold has been highly correlated to the monetary base for as long as his firm, Paulson & Co., has tracked the data. Given his expectation for further money printing by the Fed – and that in 1980 the gold price rose by 100% more than the correlation implied – Paulson noted that the price of gold could hit $2,400 based only on monetary expansion, and as high as $4,000 per ounce based on a projected overshoot.
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