昨日のエントリーに書いたように、かなりの確率でドル円が今後、大方、下方に向かうように思える。問題はその下げ方だが、二つの見方がありうると思う。
これは、ドル円の2020年からの月足だが、上昇過程を見ると、一度150になってから130に押して再度上昇、次に150になってから140に押して再度上昇、160に到達した。
現在は、160から144まで落ちたわけだが、よくあるように、上昇過程を逆回りに再現する(左右対称)とすると、140まで落ちてから、また150まで戻る可能性がひとつありうる。もうひとつは、ひとつの波動が大きく、130まで落ちてから、それなりに大きく戻るという可能性もある。過去の例だと、月足のMA60 くらいまでは一気に落ちることが多いので、それだと後者のように、130まで落ちることになる。
ここからの動きで言えば、今の値から130前後まですすっと落ちていくか、140でいったん大きく戻るか、という選択となる。どちらが優先シナリオとも言えないので、まずは140で警戒するということで良いのではないか。
もし、その後下降せず、そのまま上昇に移るにしても、140辺りはほどよい底だ。ということで、ここからのシナリオとしては140まではドル円ショート、そこでじっくりと辺りを見回すというのが良いのではないかと思う。どのように動いても安全パイのシナリオだと思う。