先週のニュースで気になったことのひとつにFXにおける個人のドル円買い(円売り)の話がある。日経を引用すると、
「先週の外国為替市場で、外国為替証拠金取引(FX)を手掛ける個人投資家が巨額のドル買い・円売りをしたことが分かった。大手FX会社での取引分だけで、1週間のドル買い越し残高は38億ドル以上増加。この増加額は、日銀が量的・質的緩和策(通称、異次元緩和)を始めた昨年4月以降で最大だ。1ドル=103円台から101円台へとドルが下がった局面で積極的なドル購入に出た模様だ。円相場が一気に100円に向かう展開にならなかった背景に、こうしたミセス・ワタナベ(FX投資家の通称)の動きがあったようだ。」
とある。私の見るところ、FXで積極的に売り買いをしている人や、FXブログ等では、むしろドル円は売りという説が強いように思うが、実際は長期円安を見込んで買っている人も多いというのが実情のようだ。ここしばらくのドル円のレンジ相場の理由はそんなところだろう。ヘッジファンド等は、ドル円はむしろ売りに回っているようであり、全体として売り買いが拮抗している様子だ。
今後の予想もきわめて難しくなっているが、現時点では、一端100円を大きく割れてから、戻すという可能性が多いと考えている。トレードのやり方は人それぞれだと思うが、これから例年動きが大きくなる連休に入るので、気をつけてトレードしていきたい。
なお、私事ですが、少々仕事が忙しくなってきたため、しばらくブログ更新頻度が下がると思いますが、ご了解を乞う次第です。
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