ドル円、88円台のレジスタンスで一度、86円くらいまでの下降もあるかと考えていたが、なんとも強い。昨日書いたように、行き着くところまで行けば、500pipsから600pipsくらいの下降はある可能性もあると考えているが、もうすこし上に行く必要がありそうだ。やはり93円まで行って87円まで戻る(春先?)というあたりかもしれない。とにかく常識はずれの円安相場である。まさにバーチカルな動きというべきだろう。
ユーロスイスも書いたように1.23台で買って見たが、すでに1.25に及ぼうとしている。昨日はIMFが欧州に融資をする話がまとまったせいだが、ユーロスイスのさらなる急な上昇(急激なスイス安)も考えられると思う。なお、ユーロドルが長期で下げるだろうという予測をしているところで、なぜユーロ買い?という疑問もあるかもしれない。昨日書いたように、ドル買いへのヘッジという意味が重要だ。ユーロドルは、ドル高のため長期では下げると予測しているが、当面はユーロドルの上昇の可能性が高い。また、長期ドル高はどこでやってくるかわからない。だから、スイス安をねらったユーロスイス買いがいいのではないかと思うわけである。
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