FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



今日の投資小僧さんの記事はすばらしく内容が濃い。米国のハイパーインフレへの道を正確に解説している。必読だ。
年末なので多忙で、他の方の引用で申し訳ないが、とにかく優れている内容である。


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先の記事の元記事のWSJのURLは次の通りである。

http://online.wsj.com/article/SB123051100709638419.html

なお、この更に元記事に近いロシアのニュースサイトの記事も見つけた。
(元記事はイズベスチアの新聞インタビュー記事らしい。)

http://en.rian.ru/world/20081124/118512713.html

こちらはWSJと大同小異であるが、アメロ通貨がドルに変わってこれらの国で持ちられるであろうことも述べている。テロリストが偽造していることを理由に、旧ドルの100ドル紙幣を回収するという手段を使うとする。

このアメリカ分裂説自体は古くから唱えている説らしく、それが今になって注目されているということのようだが、アメリカにおける内戦の可能性はかなりあちこちで述べられているので、その発展として考えられているのだろう。分裂の可能性はさすがに低いとは思うが、それを思わせる小さな内戦ならばかなりの確率で起こりそうである。





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ネットを見ていたら面白い説を見つけた。2010年にアメリカが分裂するというのだ。ロシアの学者の説であるが、アメリカの経済の混乱から、国を維持できなくなり、内戦から複数の共和国に分裂するという説である。なお、この説を載せているブログはとんでもブログではなくて、有名なブロガーのいちかいさんのやっているブログの一つである。

よく考えられており、決して奇矯なものではない。私もまさかとは思うが、しかし、まったく捨ててしまえるものとも思ってはいない。それほど今回の危機は根深く、1930年の大恐慌とはかなり違ったシステムであるが、起こることはそれを上回るマグニチュードがあることは間違いないと思っている。アメリカ分裂まで行くとすればまさに世界史の書き換わる時代になるが、とにかく、従来の発想の枠の中でやると大失敗する年であることはいくら繰り返しても繰り返し足らないことはない。100年に一度ではなく、数百年に一度のことだと考えている。



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今年もいよいよ終わり。為替にとっても激動の時だった。来年はさらに激動の年になるだろう。その展望はまた年明けに書きたい。とりあえず、今年はポジションを大半クローズしてまた正月から始めたい。
 
今年はいろいろな新しい知識を得たが、その中でも特筆すべきなのが、ロン・ポールというアメリカの政治家を知ったことだ。かれは大統領選にも出馬したことがあり、共和党でかなりの得票で重要な候補となった人なのだが、なぜか日本ではほとんど知られていない。主義は自由主義者、いわゆるリバタリアンで、小さな政府を主張している。その他、経済についての特徴的な政策としては、連邦準備制度の廃止を訴えていることだろう。非常に斬新な主張が多いので、日本でもアメリカでもネットユーザの支持が高い。日本でもこのブログでは彼の主張をどんどん翻訳して紹介している。また2chにもスレッドが複数建てられている。

その主張を読むと、アメリカの良心とでもいうべき人であることがよくわかる。
著書もあり、今年のamazonの「最も人々から愛された本」とされている。この書物はかれのいわゆるマニフェストである。

The Revolution: A Manifesto

Grand Central Publishing

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連邦準備制度廃止についてもこの著書に詳しく述べてある。いろいろなことがあった一年であるが、この人の存在を知ったことは自分にとって極めておおきな収穫であった。




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GSR(ゴールドシルバーレシオ・金銀比価)の長期チャートが意外に見つからなかったが、このURLにあった。

見ていただくと分かるように、長い間の金本位制の時代にはあまり変化がないのだが、大恐慌の時に大きくGSRの値が伸びている。そして、また近年、ニクソンショック以後に大きくなっている。これを見るとわかるように、通貨の信頼性が失われて経済が混乱してくると、GSRは大きくなるものとわかる。とすると、やはり今後も、金の方が銀よりも有利な投資なのではないかと思えてくる。
 
この一つだけではまだなんとも言えないが、ひとつの推測材料にはなるだろう。このチャートで見る限り、今後、銀が大きく伸びるイメージにはならない。



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ドル円の日足がようやく上昇と言っていい状態になってきた。MACD,RSI,ストキャスと上昇、移動平均線も21日に届くのにあと少しということで、円安の基本は見えてきた。年末年始の薄商いの中で徐々にクロス円を引き込みながら上がってゆくものと思う。ただし、オバマ就任前後は、テロ・戦争その他のうわさが多いので、突然のドカンは気をつけなくてはならない。したがってドル円のロングは絶対に避け、ユーロドルの上昇からひっぱりあげられるユーロ円のロング、そして、円安時の安全パイの、オージー円のロングを気をつけながら置いておく予定である。

ポンドは相変わらず落ちているが、さすがにポンド円も今回は上昇するものとは思う。しかし、リスクが高いので、ポンドのロングもしない。基本的に、2009年は、ドルとポンドのロングはやめたほうがいいだろう。

ユーロドルのロングも最後はドルを買い戻すことになるため、一種のドル資産である。ただ、万一のドル暴落があれば、ロングで儲かるので、買い戻したドルが減価してもトントンということになるだろう。しかし、本当に危なくなったら、ユーロドルロングも引き上げる必要があると思っている。

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今日はクリスマスの買い出しのため、車で都心に出ていたので、ついでにまた金地金を購入してきた。そろそろ円安が進行して1月中にはドル円100円ということもあり得るため、円高のうちにちょっと買っておこうという算段である。
 
いままで、田中、三菱と買ってみたが、あきらかに田中はいろいろとうるさい。やはり全国展開しているので、お上の目がきびしいようだ。今日は神田の石福に行ってみたが、いちばん気軽にビジネスライクに購入できた。都内在住の方にはとてもいい店だと感じる。金の業者としても国際的に認められた一流の店であり、ここのマークの入ったものであれば、他社での引き取りも容易であることは間違いない。ということで、都内の地金購入ではここが一番お勧めである。50グラムの延べ棒があるのもいい(画像右下)。江戸時代の豆金みたいな形状でまことにかわいらしい。なお、業者としては、三菱は田中と石福の中間という感じである。
 
金マニアではないが、他に田中の金・プラチナ積立もやっている。これは定期積立ができると同時にスポットでも買える。特定保管で、田中が倒産しても大丈夫。また、比較的手数料も安いので、わりと頻繁に売り買いするなら、地金よりもこちらの方がお勧めだ。とはいえ売買スプレッドは大きいし、レバレッジがかけられるわけでもないので、FXをやる人間にとっては、ユーロドルでもやっていた方が効率がいい。真夜中でも自在に地金を買えるという利便性が一番の魅力だろう。

金の価格は今後、アメリカの経済情勢が悪化するとともにじわっと上がると見込んでいる。3月末までに今の840ドルから上昇して、1500ドル程度にはなるのではないか。その後はまったく予想できないが、アメロなどの通貨変更があれば、8000ドルなどという価格もまったく可能性がないわけではない。まあ可能性は少ないが金本位制への復帰などあれば大変なことだ。逆に、悪くてもここ数年で半額になる程度であろうから、全財産をかけるのでなければ極めて安心できる投機だと思う。



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ロンドンFXさんのブログで書いてあったネタだが、VIXの下降が顕著になってきている。

VIXの下降はすなわち株価の安定=上昇を意味するのであり、NY株価は今後しばらく反騰するものと思われる。これは当然円安を意味するのであり、来週のどこかの段階での円安が来るのではないかと思われるのである。




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先週のユーロドルの高騰と暴落はすさまじかった。背後にはファンドの仕掛けがあることは明らかだが、ドルへの信認の低下という現実を狙ったものであり、今後のドル崩壊の序曲とでもいうべきものであることは明らかだ。ユーロドル1.4、金840あたりがサポートとなっていることがわかったが、来週はこのあたりで停滞してから、徐々に上がってゆくものと考えている。

アメリカのいろいろな裏情報では、思ったよりもアメリカの経済の悪化のスピードは速い。まあ、表から見ても、ビッグ3のうち一社が倒産してもそのCDSはリーマンの比ではない。ビッグ3関連の社債のCDSをたくさん所有しているとされるAIGや、GSEのうける損害はとんでもない額になる見通しであり、これら実質的国有企業の損害をもろに受ける政府の資産の毀損は甚大である。

早くてオバマ就任すぐ、遅くても3月までには、アメリカの経済状況の悲惨さがさらに客観的な事実をもって表面化して、本格的ドル暴落が起こることを確信する状況である。ドルの暴落にともなって、通貨への信用不安が起き、金が暴騰する。3月までには金価格は現在のオンス840ドルの少なくとも2倍になると考えている。米国では、食料品などを中心にインフレ模様になってくると思われる。

経済状況だけでなく、年明けすぐからアメリカの社会情勢は急速に悪化する。オバマが大統領になってすぐに暴動めいたことが起きるようになり、自作自演まがいのテロなどがあって、戒厳令に近い状況を招くことも3月までには起きる可能性がある。

日本の経済状況もまきぞえをくってとんでもないことになりそうなので、とにかく、タンス預金(すぐに使える千円札も入れておくのが重要)を増やしたり、若干の食料(水・米・缶詰)をため込んだりしておくつもりである。
(以上、冗談ではありません。)

(現在、ドル円89.27円、ユーロドル1.3926、金837ドル)



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(mixiからの転載です。)

ドル安と連動してかなりの大幅な円安になってきた。(円高ではない!)。
  
ユーロ円の上昇は言う必要もないが、対ドルですらめちゃくちゃに売られているポンドを見ても、ポンド円はあまり動いていないことからも、円安の程度が相当なものであることは容易に想像がつく。ドル円についても同じだ。
 
ドルと円との連動性は強いものがあり、ここまでドルが売られてくると、不思議と円も売られてくる。ドル円の上昇開始はかなり射程に入ってきたと思う。
 
動き始めれば早く、かつ動きはダイナミックなはずだ。明日か、あるいは来週にはドル円の昇竜拳が見られると期待する。よって、そろそろユーロ円の仕込みを開始します。
 
なお、ユーロドルの上昇は、欧州の景況感とは関係ないところで起こっていると思うので(ドルへの信認低下)、今後も調整しつつ1.7オーバーをめざすと考えています。 来年の早い時期に1.6は達成されるでしょう。


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