週明けとともにさらに一段のドル高となった。欧州通貨の対ドルだけでなく、オセアニアも、また円も対ドルで下がったことに注目したい。いずれの対ドルレートも、日足レベルでのレジスタンスをやぶっており、さらなるドル高に移行する可能性が高いだろう。特に、スイスフランも対ドルでP&Fでも大きく上昇を見せており、金の下降も合わせて、ドル円ももうすこし上までは上がりそうな気配である。
ということで、自分としては、ドル円、ユーロドル、豪ドルドル、さらにドルスイで、ドル買いとしているので、もうすこし続けてみたい。クロス円(豪ドル円)のショートはかなりきびしいが、キウイ円では、すでに円高となっていることもあり、ドル円が頭打ちになるであろう105円程度が近いため、豪ドル円がさらにどんどん上がっていくことはないと考えて、もうすこしガマンしてみたい。
この異常とも言えるドル高の原因は短期的にははっきりしないが、QEの停止を見据えたものという基本にたちもどれば当然とも言える。また、リスクオフの相場に移行しても、ドル高は変わらないだろう。とするなら、確率的に、ドル高中心の視点を持つことはおおはずれにはならない、という思考が、市場参加者の大勢になりつつあるのではないだろうか。
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