相変わらず米国10年債利回りは低下。ドル安が続いている。ドルインデクスも103を割りそうである。ドル円は、今日も日中は上を目指したが、完全に無駄な動きで、148.8まで戻るのがやっと。今は148.4くらいになっている。適正値の146までは近く下がると思うが、その後はどうなるか?
今までのドル円・ドルインデクスレシオをみるとオーバーシュートで下がった場合に、1.37くらいはありうる。いまのドルインデクス103に当てはめると141円となる。ドルインデクスが100なら137円。ということで、今後の見通しとしては、ドル円が135円から140円あたりで底打ちというあたりを予測しておきたい。基本的には、まだドル円上昇の構造(つまり、ドル高の構造)は続くと思っているので、そこからまた再度上昇を試すのではないだろうか。
金が高値で安定していることからも、米国財政への基本的な不安は残っている。米国債の買い(利回り低下)もある程度でまた反転してきて、株価に影響してくるものと考えている。ただ、大統領選があるので、次の大きな崩れはその後になるのかもしれない。