FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



ドル円は、いろいろなタイムスパンで一目の雲の中に入っていて動きがにぶい。ドルインデクスも下げきらず微妙な動きになっている。次の動きが出るまで今週は一休みというところだろう。北朝鮮情勢はミサイル発射でまた動きが出たが、これも米国からすぐ反応が出るというものでもない。ただ、そろそろ各国とも本音を出せる状態ではなくなっているはずで、慎重に情勢を見極めていく必要がある。もちろん、為替的にはまずはFOMCを待ってみたい。




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今日はドル円下降について二つのシナリオがあったが(前のエントリー参照)、どうもドル安駆動による次の下降が優勢のように思える。ドルインデクスも下降しており、三尊が全部形成されるとすると、麓部分であった8月末から9月初めの91をまずは目指すだろう。その時のドル円は108円であり、今年のレンジ下限である。そこを割れるかどうかは今の段階ではなんとも言えないが、ドルインデクスの日足チャートからは、年末くらいに108円というのも現実性を帯びてきたと思われる。
 
今年は108円で買って114円で売るというだけでもうかった年だったようだが、これは後知恵で、なかなかそううまく行った人は少なかろう。なんとか最後はちゃんと利食えるようにがんばっていきたい。



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ついにビットコイン円のレートが100万円を超えた。ドル円・クロス円下降の中でのこの数値はすごいと言えるだろう。今回のドル円下降の主体がドル安であることから、ビットコイン円が上昇しているわけだが、だとすると、私の予想ではこのあと、同様の機構でドル円が下降すると考えているわけで、ビットコイン円の上昇もさらに続くものと推測できる。そろそろ、各国の先物市場でビットコインが上場される動きになっているようであり、来年は本格的普及期に入るものと考えている。今年一年は実験的トレードとしていたが、来年は、やや本腰を入れてトレードしてみたいと思っている。今年の初めには1ビットコインなど10万円と、実験で気軽に何ビットコインでも買えるものだったが、既に10倍。実に不思議な現象である。
 
ドル円はコメントでも指摘があるように、テクニカルの通常の感覚ではそろそろひとつの波を終了して、いったん上昇する可能性がある。ただ、今回のドル円下降の原動力となっているドル安の方を見ると、ドルインデクスと米国10年国債の日足チャートがいずれも三尊を形成し、右のネックラインを割ろうとしている。やや大きめなチャートからすると、この後ドル安がさらに進行する可能性もあり、となると、急速にドル円下降が進む可能性もある。現時点では判断ができないが、ロングを考えておられる方は、ストップの入れどころに注意されるのがよいかと思う。
 
北朝鮮情勢も何のきっかけで再度悪化するかということもあり、相変わらず、自分はいっさいドル円ロングはしないというトレード方針である。既報のように、113円台からショートを始めているが、適宜利食いつつ、戻り売って行きたい。目標はとりあえず110円割れ、あわよくば107円というところをまずはターゲットにしておく。





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米国利上げがほぼ確実な情勢なのに、なぜか米国長期金利が上がらず、ドル円もそれに連動してジリ下げの展開だ。これを説明する明確な理論は、日米とも、見ることができない。であるので、あくまでも、想像レベルとなるが、FOMCでの利上げがきっかけでダウが下落開始し、本格的なリスクオフが始まるとするならば、長期金利の下げは理解できる。現状で株を買っている勢力は、裏で債券も買っていて、どこかで株を売る側に移っていくのではないかという推測である。

きっかけとしてはやはりFOMCでの利上げ(「ニュース」に対する、いわゆる「事実」)ではないか。利上げの影響はじっくりと考えられているから、景気にはたいした影響はない、と言われているがそうだろうか?いや、そうではないと相場参加者が考えているから、長期金利が上がらないのではないか?

ということで、現在は、株価と、債券(ドル円)が相反する動きとなっているが、FOMCをきっかけに、どちらもリスクオフ方向(株価下落、債券上昇、ドル円下落)になっていくのではないかと想像している。



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年末が近づき北朝鮮への圧力強化からリスクオフになると想像していたが、そちらの方は北朝鮮の軟化によりさほどの状況にはなっていない。しかし、チャートとしては、着実にドル円が下げてきて、日足レベルでの下降スピードがあがってきている。このドル円と並行した動きとなっている米国10年国債利回りが、日足で三尊を形成し、右のネックラインを割りそうな状況である。

もうひとつ注目したいのは、ダウゴールドレシオである。週末はほんとうに久しぶりに大きな動きを示して下降して18に達している。ドル円は、このまま年末にかけて、レンジ下限の108円台を目指してくる可能性も否定しきれない動きと言える。その下にあるのは2016年夏に記録した99円台のサポートだが、そこまで達するには材料が不足し過ぎだ。とりあえず、110円、108円、さらに100円を目指す、という3段階くらいで考えておきたい。

来週もドル円戻り売りということで進めてみたい。一年、レンジのドル円の動きに翻弄されたので、ドル円ショーターとしては、レンジ下限を破る動きを期待する。



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これといった材料のないところでドル円が下げている。基本はドル安だが、豪ドルなどではドル高になっていて、単純ではない。こういう時はドル円売りが万能である。日足ではかなり下げのリズムが明確になってきたので、前のエントリーで書いたように年内は114円台に戻ることは難しいのではないだろうか。下げもまだ急峻なピークをつけていないので、底には達していないと思われる。またレンジ下限をさぐる動きになる可能性もあるので、材料にはこだわらず、動きだけを見ていきたい。

トレードはそういうことで、揺れが激しいユーロドルは避けて、ドル円のみ。戻り売りで少しずつ稼ぎながら、メインの売りは保持といういつものスタイルである。今日も、米国長期国債の利回りは下げており、ドル円と並行しているので、売りは問題ないと思われる。




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今回もまたドル円は114円台まででレンジ上限を試したところでエネルギー切れになった模様だ。中期サイクルからみても年内高値は114円台までだったのではないだろうか。とは言え、このまま下に行く材料も当面ないので、しばらく、下を目指すが110円台までは届かないというあたりを第一シナリオとしておきたい。ただ、ドル円買いの勢力も強いので、強い材料がない限り、下降のスピードも遅いだろう。今回は、ついにレンジ上限を突っ切るかと思わせたが、トランプの税制改革の足踏みから、ダウがまず頭打ちになって、次にドル円に波及したものだろう。

米国国債金利は、短期は上昇、10年債はやや下降ということで、イールドカーブはフラット方向に動いている。これはごく一般的には景気後退の指標とされており、その点も注目される。もちろん、景気が良くなるという解釈も不可能ではないので、注意してみていきたい。

トレードとしては、またドル円は4時間足の雲下に大きく出てきたので、戻り売りとしている。113円台から軽く売っているが、今回はどうか。このところ、ドル円ショートはまったく報われていないのだが、今回はやや長めの調整になる可能性もあり、期待しておきたい。


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今週は予想どおり113円から114円の間を動いただけで大きな動きにはならなかった。やはり、トランプのアジア歴訪を前にして様子見となったものと思われる。来週も同様の動きで、本格的な動きは11月14日以降の帰米後になるだろう。様子見を続けておきたい。


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