FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



パウエルや、イェレンのハト派的発言で、利上げが止まると見て、株価上昇、金利下落、ドル下落となっている。ただ、インフレが止まるだろうという見込みはまったく保証がある話ではなく、単に将来の展望に過ぎない。おいおい、その発言のメッキがはがれてきてドル高に戻ると考えている。円高に反転したという見方もあるようだが、それは現在のところではとらない。130円を割れるようなことがあればこれは考えを変える必要があるが、まだ現時点ではそれを変えるまでのことはないと思う。相場自体がまだ踊り場的段階(テクニカルでの行きすぎ補正)であるので、ちょっとした発言で上下する。もうすこし様子を見ていきたい。自分のトレードとしては、ドル円が下がったところでは少々買い足した。




コメント ( 2 ) | Trackback ( )




ここに来て、株価、為替とも踊り場にさしかかった感じの動きで、テクニカルの上下はあるものの本質的なトレンドは発生していないように見える。インフレと不景気との予測が交錯して、金利も上下、そのあたりで相場全体が気迷いになっているようだ。しばらくは様子見でいいと思う。あまり本質的でない相場での売り買いは、スキャルは別として、よいことはない。



コメント ( 4 ) | Trackback ( )




ドル円はいろいろな材料で上げ下げしているが、今日の欧州の大幅金利上げはじわっと円安に効きそうである。実際にユーロ円では大きく円安になったが、本当に円だけが頑固に緩和姿勢を崩していないことは間違いなく響いてくる。今週か来週中に140円超えはほぼ堅いところだろう。

暗号通貨が上がってきたがまだどうも見通しが明るくなったとまではいいにくい。株価の動向によるだろう。ただ、イーサリアムの大幅なバージョンアップがうまくいけば、それは好材料になると思われる。


コメント ( 5 ) | Trackback ( )




先週はついに139円をつけたドル円相場だが、今週は140円を目指すものと思う。止められる要素は何もない。ネットでは、安倍暗殺犯のツイッターアカウントが見つかった話でもちきりだが、ツイートを読んでみても、ごく普通の右よりの意見を持ったツイッターアカウントである。宗教団体にどうやったら打撃を与えられるかだけを考えて、団体の政治的パトロンの象徴的存在であった安倍氏を暗殺するという挙に及んだようだ。いろいろと考えさせられる事件であり、司令塔を失った今後の政界への影響はまだなかなか読めないところが多い。この影響で、当分、日本が右往左往しているので、ドル円への影響は、ドルの動向だけで定まると考えていい。現在はFRBがまた大幅利上げをするという予想が出ており、それが実現すれば、ドル円は140円台に跳ね上げるだろう。そろそろ天井であるという予測もまだ多いので、天井ではない。前から書いている通り、こういう相場の大反転は、一般大衆総勢がドル円ロングになる時である。160円近くに行く可能性が出てきたと思う。

今日は日本は休みだが為替は動いていてドル安になっている。よいチャンスなので、138円ぎりぎりでドル円を少々買い増しした。明日からの相場に注目したい。


コメント ( 2 ) | Trackback ( )




かなり長かったレンジを抜けたドル円はテクニカル通りに急激に上昇した。P&Fなどを見ると、この後、数ヶ月かかってさらに上昇し、150円を超える可能性がある。やはり、年度内は日本の金融政策も変わらず、ドル高の圧力が中心になってドル円が上昇するシナリオがますます強くなった。今年の年始めに7月に140円になっていると言えば、相手にされなかったと思うが、この勢いはすさまじい。ユーロドルがパリティを破れば、さらにドル円の上昇は加速する可能性があるだろう。

自分のトレードは相変わらずドル円ロングのみ。一度133円あたりの下降ではずしてしまったので、その後再構築した。いずれにせよ、年度内には全部利食う予定なので、まあ、仕方ない。ドル円がどんどん安くなって日本衰退というような説には反対で、このドル円上昇は波動の一部と考えているため、どこかで反転すると思う。しかし、まだそれは先になると思っている。


コメント ( 2 ) | Trackback ( )




今日は注目の米国CPIの日だったが予想よりも上。従って、景気悪化懸念後退で、金利上昇懸念が強くなった。よって、ドルが強含み、ドル円上昇、株価下落と、このところのトレンドを反映した動きとなった。ユーロドルも再度パリティを試したがワンタッチで跳ね返された。さすがに強烈なサポートである。が、中期チャートはここが底とは見えない。前に書いたように2000年の0.8近くまで下げる可能性の方が高いと見る。もうあと何回かのトライで完全にパリティを割れるだろうと思われる。



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




長い間の135円をめぐるドル円のレンジ相場だったが、ついに137円を大きく突破して、レジスタンスを破ったように見える。ドルインデクスは早く107に達しており青天井の上昇を見せている。日本側での積極的な円安政策があろうとなかろうと、ドル円の上昇は不可避になってきている。安倍がいなくなったことで、少しは円安がゆっくりになるかと思ったが、やはり、黒田が任期前にやめることがない限り、年度内はドル円の上昇の方向は変わらないのだろう。おおかたの予想以上にドル円が上昇するというシナリオの方が強くなった。






コメント ( 4 ) | Trackback ( )




事件の容疑者が宗教団体への恨みからの犯行であると供述したという報道で、いろいろと取り沙汰されている。この件は、韓国の政治状況の歴史を知らないとわかりにくい。韓国では1963年から79年にわたって長期の大統領を努めた朴正煕(近年の大統領の朴槿恵の父)の時代、強烈な反共政策が行われた。当時の日本・米国も同じで、その流れの中で、統一教会の創立者であった文鮮明や、日本の右翼勢力が1968年に設立した反共団体が、勝共連合である。当時の自民党政権も当然のことながらこれを援助していた。安倍の祖父の岸信介はこの設立に強く関与したと知られている。韓国では、その後、北朝鮮の共産主義に融和政策をとる左翼系の大統領も次々と生まれ、また反日政策をかかげることも多く、表面上は、日韓の政権の間に反目があるように見えるが、自民党としては、「反共」という党是から、この勝共連合や韓国保守勢力との協力関係は強く維持してきていると思われる。これはごく自然なことだろう。その繋がりを保持しているのが、岸の孫であることも自然である。日本の右翼勢力・有名保守インフルエンサーなども、韓国の左翼政権の「反日」に反対しつつ、底流にある「反共」には協力するというややねじれた関係を持っているので、そこのところがわかりにくい。「反韓・嫌韓」というキーワードが最近よく聞かれるが、それは本当の実状を反映していないものである。その上、この政治団体と宗教団体が表裏一体であるので、今回のようなことが発生する契機があるわけなのだ。



コメント ( 2 ) | Trackback ( )




ひとつ事件が起きたが、安倍元首相は旧来の自民党政治の流れから見ると異分子(ロシア融和策・金融緩和策・強い憲法改正論者)だったので、政治的には自民党政治の日常運転にさらに戻るということだと考えられる。その流れの代表者がまさに岸田であることは言うまでもなく、ファンダメンタルズがテクニカルと合致するような話である。今回の選挙もおそらく自民党大勝となり、岸田政権は盤石となり、宏池会的な伝統政治(親米・親韓親中・緊縮財政・リベラル的保守)が強化されると考えられる。逆に清和会は分裂の危機だろう。

為替相場的には、後ろ盾を失った黒田ラインが完全にレイムダック化するため、円安への動きはさらにゆっくりになると思われる。ただ、現在のドル円の主たる動因はドル高であるので、ただちにドル円の下降には繋がらないだろう。今の135円あたりを続けたあと、145円くらいを目標にして動くのが第一シナリオとしておきたい。

来週もドル高が駆動する市場になりそうだが、ドル円はだるい動きが続くと考えられる。


コメント ( 2 ) | Trackback ( )




一週間は比較的動きが弱かったので、あまりトレードはせず。ただ、米株は日足、週足、月足とも下落基調は変わっていないと思われる。どこかでもう一段の崩落を起こして、為替にも大きく影響してきそうだ。ドル円の再下落もあると思う。
 
ツイッターなどで一般投資家のツイートを見ていると、まだまだ株価についての楽観論が多い。特にレバレッジ型の投信・ETFを積立のように押し目買いしている方をよく見るが、なかなか難しいと思う。リーマンショック時に、いわゆるスワップ派為替トレーダーは一掃されたが、今回の株価下落の中でも似たような動きが起きる可能性が高いだろう。相場の大変動時には、「コツコツ」型のトレードは「ドカン」にやられることが多い。NASDAQは2000年からのITバブル崩壊時に、2000年の高値を15年の間回復できなかった。私は株はトレードしていないので当たるかどうかはわからないが、月足チャートの様子はその方向を示しているように思う。

ということで、来週以降も、警戒しつつ、ドル円を下げたら買うパターンで進めていきたい。


コメント ( 4 ) | Trackback ( )