FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



日本の年度末でドル円は動意なし。それでも121円ミッドでは買いが入り、122円ミッドでは売られるので、うまく指値を仕込んでおけば、意外に簡単な相場とも言える。4月からどうなるかわからないが、ユーロの上げも一段落して、ドルインデクスも上昇に転じているので、動きは122円台中心になる可能性もあるだろう。とにかく、戦争が最悪を脱しつつあるのはありがたい。まだ偶発的なトラブルの可能性はゼロではないが、東部に話が集中しつつあることは、NATOとロシアの正面衝突の可能性をぐっと引き下げた。ウクライナにとっても、主都壊滅の恐れが低くなったことはよいことだ。プーチンはスマホも使えず、インターネットやSNSで共有についての十分な知識もないそうで、それでは現代の戦争のリーダーにはなり得ないだろう。ゼレンスキーのIT巧者ぶりと大差がある。戦争も一種のビジネスであるが、ITを知らない社長は通用しない。



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前にも書いたように125円は長期レジスタンス。投機筋がそこでの利食いを見逃すはずはない。ウクライナ情勢はひとつのきっかけで、この動きは必然だった。ただ、ウクライナ情勢がやや緩んでドル買いが落ち着いた(ユーロが戻った)ことによって、今までのドル買い、円売りのドル円上昇の一部(強いドル買い)はなくなったと言える。ここからのドル円上昇は主に中期円安によるものになるため、勢いは弱まるだろう。120円から123円くらいでしばらく揉む展開になると思われる。その後、ゆっくりと125円を超え、年末130円程度となるのを第一シナリオとしておく。
 
ウクライナ情勢は、キエフ攻略が失敗に終わり、解決はドンバス・クリミアの統治の形態に絞られてきた。クリミアの方式が拡大する形になるのか、ミンスク議定書の再定義となるのか、もうしばらくの戦闘のなりゆきで決まっていきそうである。年内(早ければ前半)には戦争終結が実現できる可能性が高くなってきたと思われる。



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ドル円は125円の長期レジスタンスで跳ね返されたようだ。数日前にツイートしておいたとおり。ここのレジスタンスは強力だ。ファンダメンタルズでは、ロシアがキエフ付近から一部撤退という報道がもとになっているのだろう。従来のドル買い上げの逆流の動きだ。おおよそ予想通りの動きだが、前に書いたように、125円からの逆流は大きくなる場合がある。このあたり注意しておきたい。この流れの後は、円安主導による再度のドル円上昇になると思うが、その時期の見定めは慎重に行う必要があるだろう。

(付記)ドル円、122円ローまで下がってきたようだが、節目という点では、前回すっと通過してしまった120円の節がある。ここがまずは当面の下限と見ていいのではないか。ということで、122円より下は買い目線でさぐっていきたい。



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午前10時10分。日銀が指し値で国債買いオペ発動。10年国債を一定の利率で無制限に買入れるというものだ。これによって利率0.25%あたりを死守する姿勢を見せたわけで、米国などの金利政策とはまったく異なる日銀の姿勢があからさまになった。ある程度予測されていたことなので、さほどの影響はなかろうと踏んでいたのだが(昨日、エントリーのコメントに書いたように気にはしていたのだが)、あっという間にドル円がまたもや1円以上の上昇。すでに123円ミッドに迫ろうとする勢いだ。123円というとたいしたことはないように見えるが、すでに実効為替レートとしては変動相場制以降の史上最低値を更新し続けており、円の実力は50年前に逆戻りである。コロナが終わってから海外旅行をしてみれば、とんでもないことになっているのがはっきりするだろう。

私見ではこの円安は125円で一時停止するものの、ファンダメンタルズからさらにドル円は上がると思う。全資産の半分くらいをFXでレバ2倍のドル円ロングにしておいて円安へのフルヘッジをしてもいいと思うくらいだ(自分はもっとレバを上げてロングしているので、半分にはならないが)。とにかく、大変なことになってきたと思う。「実効為替レート」で検索してみていただきたい。



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中国のオミクロン株は予想どおりの展開となり、いよいよ来週から、上海は、2分割のロックダウンに入るようだ。経済への影響も考えられ、リスクオフへの方向性なのではないだろうか。中国も独自のワクチンを開発しているが、mRNAタイプではないので、効きが今1つと言われている。そのあたりの状況がどうなるのか注目したい。日本も全国的にリバウンドの気配がある。欧州も同じだ。果たして4月5月がどうなるのか、こちらも懸念材料である。

来週の相場もドル円の調整とビットコインの上昇が主題となるだろう。大局的には変化に乏しい週になるのではないか。



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120円から122円まで行ったが、さすがにテクニカルで日足レベルでは行きすぎなところをねらって、投機筋からの売りがでている模様だ。このレベルで日柄の調整をする必要があるだろう。ドルインデクスは100になりそうなところで反落する動きをしており、ドル円の動きを予測するのになかなか有用である。このあたりも注目しておきたい。
 
ウクライナの戦線はかなり膠着していて動きがにぶい。ベトナム戦争は20年かかり、400万人が死亡したとされる。朝鮮戦争ですら半年以上続いており、複雑化した今回の戦争が短期間で終わる可能性は小さくなった。まだこの先どういう状況になるかは不明であり、予断を許さないと考えている。


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ちょっと横ばいだったドル円がまたじんわりと上がって来た。ドル高と円安のダブルなので非常に止まりにくい。前にも書いたように125円までは止まる要素はあまりないだろう。
 
ドル円もさることながら、ビットコインにも注目したい。週足で見ていると、ビットコインドルで週足のMA40あたりを上下する動きで来ているが、ここしばらくの下側運行から、いよいよMA40を上抜く動きになりつつある。ここで上に出ると再度のATHも見えてくるはずだ。月足分析では年末までに1ビットコイン=1000万円近くに達するとみているので、年の前半までには700万に再度達する可能性が高いと思う。週足のリズムからすると夏頃ではないだろうか。暗号通貨はDeFiその他いろいろ運用方法はあるが、FXで忙しくてなかなか細かく動かせない。デジタルゴールドとして、大事に保管するということでひとまず満足している。



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121円越えまで来たがさすがに一休みのようだ。一般にドル円は5円刻みで休む傾向にある。1週間くらいは120〜121円で揉む可能性もある。戦争になってやや膠着状態から、米国株価は持ち直してきた。株価はつねに比較的楽観的に動きを開始する。ただ、戦局のゆくえはいまだ不透明である。

ゼレンスキーの演説は要点を心得たものであった。連日の各国の議会にうまくカスタマイズした名演説を投入していることから、ハリウッドの敏腕プロデューサーや、トップ脚本家が関与しているのではないかと疑っている。何でも情報戦の時代である。


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昔から相場をやっている人はご存じのことだが、ドル円は普通は東京時間はたいがい寝ていてNY時間に活発に動く。しかし、本当に強く動く時は、東京時間にもりもりと動くことになっている。おそらく実需などの関係があるのだろう。今日もその典型で、119.9あたりから昼休み明けに一気に120円を突破した。よく見られる売りの玉と、買いの玉との交錯をしている暇すら与えなかった。この後の流れは、昨晩書いた通りで、次は125円前後が焦点になるだろう。よく125円は黒田ラインとか言われるが、黒田氏にとってそれほど重要であるという証拠はなさそうだ。ただ、テクニカル的には重要なところであり、最大限に注意していきたい。
 
今日は119.9まで行ったところで、少しポジションを軽くしておいたが、120.2を越えたところでまたロングを追加した。ウクライナ情勢はまた悪化する兆しが見られるが、ドル高、円安は変わらないと考えている。



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月足をかなり長く見てくると、ドル円は120円と125円にレジスタンスがあるように見える。特に125円のものは非常に強く、ここで跳ね返されると下降が大きい。120円のものはそれほど強くはない。長めに持っているロングポジションについては、そのあたりを加味して適宜軽くしておくのがいいだろう。特に125円が迫ったところではかなり要注意だ。1995年から1998年に掛けてのドル円上昇局面では、100円以下から127円まで上げ、急降下して110円まで落ちるが、再度上昇して147円に至っている。00年から02年では、やはり126円まで上がってから115円まで落ち、その後135円をつけている。また08年、15年では125円前後で頂点となっている。今回がどのパターンになるかわからないが、120円を超えることがあれば、その後の動きの参考になると思う。



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