下がりクセがついたドル円で、148円を超えるのに相当時間がかかったが、なんとか米国指標の後押しで上に出てきた。1時間足くらいで、上昇ペナントを形成し、しかも上辺が水平というどう考えても上のチャートパターンだったが、いろいろノイズがあって上に出られない(なにか148にオプションがあったかもしれない)。一度148を大きく越えたが、すぐ下がってしまった。が、その押しでぐだぐだしてから、NY時間の遅くなってからようやく再度抜け出してきた。ペナント抜けで押してからの再度上昇は上昇確度が高いものとされているので、たぶん、これで来週は148円台で動くと思われる。
ただ、週末にFRBウォッチャーのニック氏が、利下げ近しというような発言をしており、FRB内部でも、利下げ派と、慎重派が対立しているような感じだ。このファンダメンタルからも、安定して上昇には程遠いだろう。また、日銀が3月に金融正常化というサプライズの可能性も残されている。
ということで、来週は148円台の下の方ではっきりしない動きに終始すると考えておきたい。自分はツイートしたように、4時間足で上昇に転じたところからロングにしているが、148の動き次第では利食って、様子見していきたい。