ユーロドル(ユーロ円)は中期ダブルボトム的な形で戻してきた。時間足では明白に上昇の形が見えている。ただ、ファンダメンタルズでは、いろいろ懸念も残るのも事実だ。ここはまさにトレーダーとしての判断が問われるところだが、自分としてはテクニカル重視の立場をとっているので、ユーロドル1.1までは軽くロングしていきたい。ただ、万一ギリシャ等で大きなリスクオフとなる可能性も考えると、ドル円を売っておいて、円高への備えもしておくというのが安全なのではないか。ドル円は、なにしろ底堅いので、下に行けば買ってくる勢力が強い。しかし、そろそろ円安サイクルも反転しそうでもあり、レンジを下に下げてくる可能性もある。
ということで、皆さんとほぼ同じ見方になると思うが、来週は、ドル売り中心に転換。ただし、ドル円売りを主力で、ユーロドル買いは少なめ、ドルストレートだとむしろ豪ドル買いの方を進めてみたい気がする(対キウイドルが安くなっていることと、このところユーロ売りと豪ドル買いが平行する傾向があるため)。
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