ドル円は105円ミッドまでで上からのショートが買い戻されたらしく、大きく反発した。このあと雇用統計が控えているのでまだわからないが、ADPが悪かったので雇用統計もそんなによい数字が出るとも思えない。しばらくは107円近辺で揉むかもしれない。
ユーロドルは1.16に突入したが、こちらもレジスタンスでの手じまい売りが出て下がっている。こちらも様子見相場というところだ。ただ、ドルインデクス・ドルスイスフランなどは、P&Fでブレークしており、ユーロドルも終値で1.16をつければブレークしたと言える。遠からず完全に上に抜けると考えているので、ドル安基調については見通しは変えていない。
ドル円の見通しであるが、ドル安基調である限り、さらにじりじりと下げる方向をメインシナリオとしている。もちろん、ドル安・円安・クロス円高というリスクオン相場の可能性もないではないが、セルインメイの季節でもあり、そこまでの動きになるとは思えない。上昇してもせいぜい108円から106円でのレンジというところではないか。ただ、今までと違ってとりあえずフィボナッチの節目まで来ているので、中期反転リスク(115円くらいまで?)も頭に入れておく必要もある。むやみなナンピン売りは避けておきたい。
自分のトレードとしては先のエントリーやコメントにも書いたように105.90でひとまずドル円ショートは全部回収して現在はほぼノーポジである。これは反転リスクに対応したものである。しかし、方向としては下を見ているので、107円での様子を見ながらあまりがんばらずショートポジション構築をしていきたい。ユーロドルロングは1.16でやや利食い、また少しずつ下でポジションを増やしている。これは中期で1.2から1.3を目標としてゆったりとやっていきたい。
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