FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



ドル円はだいたいテクニカル的予想通りで106円ミッド越えたあたりでまた垂れてきた。巷間言われているところでは、GPIFなどの政府筋が105円で買って、ある程度上がったら売ってという回転売買で、105円を守っているというシナリオだ。これは十分にあり得る。

また、そういう外部的な要素を抜いて、ドル買いという見方だけで見てみると、ドル円が上がった時にはたいていユーロドルの下落が付随しており、ドルの強い買いが見られる。一般的なリスクオンの自由なドル円上昇時には、ドル売りが起こって、クロス円も上昇するのが常だ。しかし、今のドル円上昇では、クロス円、特にユーロ円がついてこない。あきらかに相場的にはどこかに無理がある。この動きを見る限り、ドル円の上値は限定的で、遠からず105円に戻るだろう。


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特に材料がないと円売りが出てくるのはいつものことだが、今回もドル円106円まで上げている。チャート上は月足での下方ブレークで下げて、月足の雲から出たところで停滞している感じだ。上限は107円(雲の下の縁)あたりではないだろうか。もう少し短期のポジションとりは待って106円半ばより上からの売りを狙いたいところだ。



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G7では取り立てて大きな話題も出ず、日本もトウモロコシ程度で済んだ模様だ。ということで、今日も105円守備隊の活躍で104円から105円の動きとなった。104円台に買いを入れている人はかなり多いということなので、ここはしばらくかかると思う。自分としては、相変わらず下向きシナリオなので、戻り売りで進めたい。月足では下方ブレーク。ただし、強いレジスタンスありということで、難しいところだが、ここはむしろ勝負の時だろう。各自信じるところでトレードしていきたい。


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米国株価が最後のあがきを見せているが、かなり苦しくなってきた。世界中の低金利に困った余剰マネーが米国の長期債に殺到している。そのヘッジにゴールド。さらにヘッジにビットコイン。とにかく普通ではない。

日本からのドル買いも相当の量に及んでいる模様だ。GPIF の運用責任者(CIO)の水野弘道氏は、経産大臣の世耕氏のお友達であることで、政権に都合のいい運営をしているわけではないだろうが、ここを始め、市中銀行のドル買いは相当の規模に達している。105円、104円では相当の抵抗があるだろうが、ドル円が100円以下に進むようなことがあれば、さすがに厳しくなってくる。大量の円売りポジションが損切りされることがあると、予想外の円高発生になるだろう。104円から100円程度まで円高が進むかどうか、この過程での動きに注目したい。

来週は、米国の関税の話などが織り込まれていく相場となるが、まずは円買いで問題ないだろう。なお、ゴールドについては、株価の崩落があると連れて下がるが、その後に高騰するという動きが前回に見られたので、今回もそうなるだろう。ビットコインも同じ。しかし、いずれもドル建てでの動きなので、円建てではその動きはややマイルドに成らざるを得ない。


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ジャクソンホール前にドル円は106.7越えまで行ったが、中国の関税でダウン、あとは、パウエルでダウン、トランプでダウンで、あっという間にもとの105円ミッドまで来た。ここはGPIFなどの守りが堅いところなのでまた反発する可能性もあるが、FOMCも近いことであるし、反発は弱いのではないだろうか。相場の見通しは昨日のエントリーと同じ。円買いのみのトレードである。ドル円の戻り売りでOKだろう。



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ドル円は106円台を上下するだけで顕著な動きはないようだ。ユーロドルも1.11で膠着。やはりジャクソンホール待ちというところだろうか。結果、たいしたことはないこともあり得るが、米国の利下げが今後も継続することは間違いなく、国債金利の低下に歯止めがかかることはないだろう。となると、それと連動するドル円の上昇は大きくても107円から108円だろう。現状はGPIFなどの力で105円から106円を保っている部分が大きいと思われる。何かがきっかけで再下落が始まると考えている。
(お盆をずらして休んでいたため、ブログの執筆が空いてしまって失礼致しました)



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基本は円買いの相場になっているのだが、折々に円売りでドル円を急騰させる動きが入って来る。ちょっと前までは107円から108円にかけての動きだったが、今は105円から106円台での動きになっている。徐々にさげていく感じではないか。

相場は上下が大きく、売り買いともにポジション狩りのトレードが繰り出されている。短い時間のポジションに徹するか、あるいは、ストップロスを大きめにする、または、みはからって浅いストップで勝負をかける、スタイルはいろいろだろうが、上下動にまともにつき合わないようにしていきたい。



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対中関税ネタはおもったより効力がなく、一日で105円台に復帰してきたようだ。まだ当面のことはわからないが、どう考えても今の相場の大本は中国だけではなく、世界経済全体のリセッションの懸念であり、関税の一部が延期されたからどうなるというものでもない。105円台の滞空時間がどうなるか、円買いをしつつ観察したい。



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ショートが貯まっていたところ、中国との関税交渉が前倒しになるという話で、一気にショートスクイーズの動きになった。104円台に入ってからの反発があるかと思っていたのでやや早めに来た印象だ。ファンダメンタルズに乗じたものだが、テクニカル的な要因もあるので、ここからまた一気に下がることもないだろう。しかし、上値の重さは変わらない。107円を超えるかどうかのあたりからじわじわと下降に転じると思う。
現在は短期のトレードはなしで、107円台のドル円ショートばかりなので、106.5あたりで売ってしばらく様子を見たい。


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2007年も年初から円安が進み株価も上昇、7月にはドル円123円に達していた。しかし、くすぶっていたサブプライムローン問題が爆発し、一気に円高に転換した。3ヶ月で10円程度下げ、あとは、ご存じの通りのリーマンショックへの流れとなり、最終的には2011年秋にはドル円は75円近くまで下落することになった。今回はまだ先が見えないが、様々なファンダメンタルズの問題が噴出しかけているような気がする。現状の105円はまだ序の口ではないか。豪ドルも2009年2月には55円となっているが、既に月足でも、それに次ぐ値だ。70円から55円まで、チャートはまったくの空白地帯。要注意である。



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