FTXの経営不安は倒産から買収という道をたどるかと見えたが、バイナンスによる買収が困難となり、完全な破産に向かっているようだ。顧客資金がどの程度返されるかが焦点だが、かなり厳しいという話も伝わってくる。米国におけるFTXの存在感は大きく、また、業界第一位のバイナンスが中国系企業であることもあり、今回FTXが悪い形で終了すれば、今後の暗号通貨の再興にはかなり長い時間がかかるように思える。なんとか、救いの手が入ればよいのだが。(自分はFTXとは日米とも一切取引していない)。
自分はビットコイン100万円以前からの長期ホルダーだが、リスクヘッジのため、一部はウォレットから日本の取引所に送って売却した。換金・出金も速く、日本の取引所の現在には懸念されることはない。
ありとあらゆる金融資産が不安な時代になってきたようだ。最後に残るのはゴールドだけかもしれない。