湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

露骨な新聞記事の間違い

2020-07-16 18:41:26 | Weblog
現代は、スマホの発達で
画像と記事を瞬時に送れます
便利な時代になりました
新聞記事なども、通信社を使わずとも
現地に記者を派遣できれば、リアルタイムの迫力ある記事が作れそうです

昨日の某誌の夕刊に
九州の豪雨の写真入りの記事がありました
電線らしきものにクルマが2台引っかかっている迫力あるもので
第1面の最上段を飾っていました
撮影者の名前まで出ていますから、新聞社員が撮影したものなのでしょう

写真の横の解説文を読むと

”山からの土砂がフェンスを突き破って線路の上に流れ込み
電線には川の氾濫で流れてきた畳や衣類が引っかかっていた”

とあります

???

2台のクルマについては一言も触れていません
そればかりか、いくら見ても、畳や衣類は見えません
明らかに、記事と写真を取り違えて掲載しているのです
もし編集者がチェックしていたら、簡単に気付くことです
逆いえば、ノーチェックで掲載したということです
第1面の写真入り記事を!

人のミスを論うのは私の趣味ではありません
でも、これは、あまりに酷いです
いくらなんでも、最低限のチェックをしろと言いたいです
まったく無責任です

こんな事例を見るにつけ

「他の記事は大丈夫なのか?」

と、不信感を持たざるを得ません
今回は写真と記事の組み合わせでしたから
読者の立場でも、容易に間違いを指摘できます
しかし、これが文字だけの情報でしたら、間違いを見つけることはできません
新聞記事への根本的な不信感を持ってしまいます

自分が知っていることなら
新聞記事の間違いはいくらでも指摘できます
実際、職業柄、私の詳しい分野、建築や不動産がらみでは
時々、酷い間違い記事があります
自分の専門外の記事は、判断しようがありませんが
似たようなものなのかもしれません
コメント
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