無意識日記
宇多田光 word:i_
 



曲の質を下げる。意図的な統一感の演出は自らの可能性を限定するからだ。それでもCAが次々と作られるのは極稀に神盤が生まれる時CAである比率が非常に高いから。その場合CAは自らの未知なる新たな可能性を拓く機能を果たす。然し、未知であるが故にソレを前もってコンセプトとして取り上げCAを創り上げるのは殆ど運としか言いようがない。さて「Hステ」。コチラは「シンプルで素直」をコンセプトに作られた。私は、コレを「光の可能性を制限したCA」に分類する。奔放な作風からは信じ難いが、あクマでコレは通過点。光の最高傑作は間違いなく未来にある。何故そう思うかは、また追々ね。

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連続初動50万は途切れたがシングルHSSGの売上からすれば大健闘。そして今作の焦点は累計だ。愛囚のドラマ起用が何処まで当たるか。ドラマなくしてFoLひいてはこのアルバムの成功はなかった。既述通り愛囚が高年齢層にウケるのは疑いない。FoL世代にどれだけアピールするかだが、長澤上野等同世代の旗手起用してる割に22時枠という折衷ぶりは何れに転ぶか。ケータイ世代の着うたDLの爆発力と高視聴率で一気に駆け抜けFoLは世界年間2位の記録を打ち立てた。比較的リアクションの遅い世代の好評を即座に掬い上げる戦略はあるのか。EMIプロモ手腕の真価は寧ろこれから問われてゆく。

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