光が語る今度のアルバムのコンセプトである。"素直"をどう解釈するかが難しいが、曲名にある"Gentle"とすると面白いか(余談だがGentle&Simpleと逆順だと貴賤という意味になるらしい)。穏やかで温厚、奇をてらわない真っ直ぐな音楽。昔はCleanを"清潔"と訳していたし、BeMyLastの頃はIntegrityなんて耳慣れない単語を持ち出していた。UtaDAでない、宇多田ヒカルの文脈の中で使われる英単語は、寧ろ伝統として根付く日本らしさを外から眺めた時の風景を表すものが多いのかもしれない。曰く「高潔」とか「武士道」とかね。"素直"をそういう観点から捉えるのもアリかなぁ。
| Trackback ( 0 )
|