無意識日記
宇多田光 word:i_
 



先月の鹿野サンに続き今度は宇野サンだ。予め言っておく。僕がアルバムを聴いた後のレビューは彼とカブる可能性が高い。「難しいコトをカンタンそうにこなしたアルバム」と僕も思うだろうからだ。一方、彼が初聴後1ヶ月で書いてるその筆致から、僕は次の事を予想する。丁度コレから1ヶ月後僕らはJAPANの大特集に出会す予定だ。ソコに載る光の発言は既知の内容が多いだろう、が、それでも必読と推しておく。何故なら1ヶ月間アルバムを聴き続けた後に読む光の言葉は「そういう事だったのか」と目から鱗連発になる筈だからである。宇多田光という人の凄味を実感する瞬間がやってきそうだ。

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昔小室哲哉がソロ活動を始めた際「今回のコンセプトは?」と訊かれ「ノーコンセプト」と答えていた。今回光が「シンプル&素直を目指して曲を作った」というのもソレに似てる気がする。両者とも敢えて口に出す必要があったのだ。例えば光はPrisonerOfLoveに関して「今迄避けてきた私の王道の曲」という。ならば今迄の「同じ事を繰り返したくない」という気持は素直じゃなかったのかといえば勿論そんな事はない筈。寧ろ今の己が素直な気持を知る上で過去路線も避けずに実際にやってみた、との色合いが強いのではないか。その為には「シンプルで素直」を常に意識する必要があったのだ。

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