無意識日記
宇多田光 word:i_
 



各誌インタで光が「FoLを皆に気に入って貰えたのは大きかった。もっとそういう歌を作ろうと思った」旨発言している。自称最高傑作の次のシングルだったのが響いたのか「達成感がない」(と何度書いたか私)と迄言われてた曲がやっとココ迄きた。FoLやBWK&C発売当初こう言わなかったのだから、アルバムを作り終え振り返った今、その作風の解り易さの源がFoLの大ヒットにあったと光が自己分析した後の発言だと解釈するのが妥当だろうか。でなくば売れそうにないHステをシングルにする訳が解せん。とまれコレでFoLも光に「大好きな曲」と言われる様になるだろう。目出度し愛でたしw

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1曲毎に対象年齢が上がってきている。ぼくはくまは子供向け、FoLの花男は(光が読んだ時期も慮ると)小中学生向けだ。「不良も優等生も」のK&CとEVAのBWは中高生宛、就職も決まる頃のSGから車の中に居るHステは大人の恋愛を綴る歌だ。そして最新のFTB、その歌詞は「ソレたった今光が思てる事言うてるだけやん」という内容である。くまで子供の心に戻って以降この1年はまるで光が「今」という時期を順序だてて取り戻してゆく過程でもあったかの様だ。そして遂にFTBで歌の中の主人公と歌い手がシンクロした。Hステをさしおき1曲目を飾るに相応しいドラマティックな楽曲である。

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