奔放なFTBの詞の中でも最も耳を引く1節だ。2サビの「堪えた涙は僕の一部」の方は「悲しみや辛さを糧にして成長する姿」なので解り易いがコチラはイマイチ意味が不明だ。「涙を流すのは僕の自由」とか「自由とは涙を流せる事だ」位ならわかるんだが。思うに、この「自由」とは「解放」の事である。"流した"と過去形である事から"僕"は涙を過去に捉えている事が判る。過去を振り返った時自分の涙がそれまでの苦難の結晶として昇華している事に気付くのだ。Kiss&Cryでも歌われている通り、涙とはソレ迄の努力に決着がつく瞬間・苦難からの解放・「"僕"の自由の象徴」なのである。
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