無意識日記
宇多田光 word:i_
 



まずは次の箇所にひっかかった。1番B~Cメロ「アァドウカソノママグッドラック カナシイコトハキット コノサキニモイッパイアルワ」。グッドラックは聴き違いっぽいから次だ。ココが「悲しい事"も"きっとこの先に"は"」になっていない事に注意。未来にはだかる困難への心構えにみせかけて、既に悲しみに遭遇した主人公が「まだまだ人生の苦難はこんなもんじゃないよ」と呟く実に悲痛な詞にとれるのだ。この2ッの(も&はの入れ替えの)間の生むちょっとした差異が次の必殺フレーズ「キズツクコトモダイジダカラ」の説得力をガラリと変える。相変わらず光の言葉の選び方、多層的な文の流れの作り方の冴え渡っている事よ。


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今朝「ワタシノホンノウクスブッテヤマナイ」って書いちゃったけど「クスグッテ」のマチガイだなこりゃ(~.~;)

しかし。転んでもタダでは起きぬ。何か拾って立ち上がろう。拾得物横領罪でタイーホ、じゃなくてだね;

ヒトは何故間違うのか、だ。ソコから学べる事は沢山ある。

最初「クスブッテ」と書いた時に思ったのは「随分変わった表現だな。漢字で書くと"燻る"か。マァイイヤ、本文と直接関係ないし後で考えよう~。」って事。んで後から読み直してみればやっぱりヘンだ、そうか成程"擽る"か。コレなら普通に意味が通るな、ッてか最初にそう聞き取った様な、とあいなった。

得られる教訓は2ッ。

ヒトは(少なくともi_は)妙なモノに出くわした時1stepめには自分の知覚がオカシイとは考えない。外部のせいにする。コレは困ったもんなので直そう。

もう1ッ、"i_は光の書く歌詞に余程警戒心を抱いている"とわかった事。普通ならラブソングの詞に"燻る"だなんて出てくる筈がない、何かの間違いだ、と考える所を宇多田ヒカルの場合は「詞にどんな言い回しや単語を用いてくるかわかったもんじゃない」という先入観がある為少々ヘンチクリンでも「何か深い意味があるのかも」と考えてしまう訳だ。成程。

やれやれ、聴く前から呑まれていては仕方ないな私(^^;


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朝から聴けた爽やかな朝。でも「はぁッ!?」というのが私の第1声。着うたで公開されいてたBメロCメロからは全く想像できなかったAメロでした。よぎったのは「BeautifulWorldの続編か?」。"アナタノヒトミノオクニヒソムショウネンワタシノホンノウクスブッテヤマナイ"という詞だ。ソノママ読み取ればホンノウとは母性本能を指す事になる。インタビュー等によるとBWに漂っていた母性について光が自覚的になったのはBW完成後との事だから、SGはその自覚を受けての明示表現、て話の順序か。その母性の出処を光はBW時点では自身の年齢的な側面に求めていた。"シュウショクモキマッテ"とは光が世間でいえばソレ位の齡だという事だな。


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