無意識日記
宇多田光 word:i_
 



役割に加え「メロディの輪郭をハッキリクッキリさせる」という役割がある。例えばアニメがもし輪郭線ナシで色の塗分けのみの画面構成だったなら、酷くボヤけた曖昧な印象を残すだろう。音楽も同じで、ロックをドラムレスにしたらメロディの輪郭があやふやになる。左様にドラムスは重要な楽器なのだ。しかしこの度、聴覚でなく視覚でドラムスの役割を果たすヤツが現れた。TVCFの光キグルミクマチャンである。この絵を見ながらHステを聴くと「この曲はこんなにPopだったのか!」と驚く。PONPONのお陰でHステのメロディがハッキリクッキリしインパクトを増しているのだ。コレはウタダ史上"発売前トラベ"以来の絶好CMかもしれへんわ。

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なんとまぁ(笑)。私費投じ作ったキグルミでTVCF作っちゃうとはね。"出勤"でも明らかな様にキグルミに私事と仕事の区別は不要。"宇多田光の営み"の核なのだから呆気なく公私に跨る。しかしビックリしたのはこのポンポン映像とHステの音との相性のよさだ。あの"普通な"メロディがクマチャンの何とも切なカワイイ表情と絶妙にマッチしている、というかメロディの源泉はクマチャンでしたと種明かししてる様にすら見える。インパクト抜群だ。一般的にはクマチャンと光の関係はみんなのうたで止まってるだろうから、中の人の顔が現れた瞬間皆アッと息を呑む筈。そして脳裏に刻まれるHステのメロディ。完璧ですわ。

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