こうやって新曲が出る度に悩む事

毎度こんなに語っていていいのだろうか?という点だ。発売も遥か先だというのに私はサウンドの細かい所だの詞の助詞の配置だのといった実にマニヤックな話を繰り返している。ソレが読者に特殊な視点と偏見を無意識裡に付与してやしないかと妙に不安になるのだ。みんなの感想ってそんなに多くは目にとまらないんだけど、もしかしたら私と異なった様な解釈を私が読む所で書くのに遠慮の感情が紛れこんじゃってるかも、だなんて恐ろしく自意識過剰な事迄考えてしまう。さとピーさんが細かい話を時間をおいてしていたのは、やっぱりよく考えての事だったんだなぁ。

毎度言ってる事だが何度でも言う

StayGold、こんな曲がポップスとして通用してしまうのが凄い。コレ迄の着うたDLが25万なのだ。BeMyLastは商業的には失敗した(オリコン&DL1位なんだがな)が、明らかに同じ作者の曲であり然も編曲はより複雑精緻且つ抽象的になっているのにコレである。あの頃より更に成長してるのは間違いない。「あの時は売れない曲を書いたから今度はそうならない様にしよう」との意図もなさそうだ。ただ新しい曲を書いたらこうなっただけ、というか。その上、07年は以前よりリラックスモードでの活動だった。その中で作った曲。商業的結果と実験精神と安息を総て成り立たせた傑作である。