無意識日記
宇多田光 word:i_
 



既述通りOV&BVを一続きに楽しむつもりだがまずは松浦サン仰る所の「歌詞の届き方の違い」に注目したい。コレは実にいい表現。FoLにはOVとBVで同じメロ同じコトバなのにキャッチーさ、鮮烈さが違う場所があるのよね。特にi_の耳引いたのは"淡くほろ苦い"。歌い方の差以前に、詞と曲全体の流れに於る役割からして光の意識の中で差がある気がする。詳しい分析は今後に譲るが、今言える事は、これが定型句「甘くほろ苦い」に対して(やわらかな)アンチテーゼ的響き持ってる事、OVは光的独創の編曲でBVは典型的・定型的なバラードアレンジな事、の2ッ。コレらに注耳して今から聴き込みます!


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「還ってきた」との印象が強い。05年12月にスペ坂で見た光は疲弊の極致で24で休む発言は本音にしか見えなかった。その24になった今元気に活動してる。堂々と自然体で。前に表情筋話取り上げたが今の光は狐でも狸でもない。過去と比較すれば99年頃に似てる。FoLBVがFLを想起させてる事もあり戻ったと解釈も出来ようがFoLOV聴く限りUB~UU06から更に着実に歩を進めてる。コレを師範は「ヒカルは山を螺旋に登ってる。偶々今は皆から見える側を登山してるだけで、BMLや情熱の頃も彼女は(皆から見えない側を)ずっと変わらず登ってた」と評した。見事な表現だった。


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