無意識日記
宇多田光 word:i_
 



作曲者自身がツアーを経るとその作風に迄影響を及ぼす事が多い。スタジオでの価値判断は本人やプロデューサによるが、何百何万の直接反応は彼らの価値観そのものを揺るがす。今度は曲作りの段階で新たに「ライブで盛り上がるかどうか」という基準が加わるのだ。それ迄は自分がソファに座って聴いて良いと思うかどうかだけだったのに。具体的にはアップテンポだったりリズミックな曲が増えメロディが明快になる事が多い。少なくともNeverLetGoみたいな曲にはならない(笑) FoLのメロディの明快さはバラードVerの通りだがさてオリジナルVerはライブ向けなリズム・曲調となっているのだろうか?


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各誌インタビューが出揃い始めた。話相手が松浦靖恵サン1人なので1回の対談を書き分けてる為即断注意だが、光の新曲位置付けは「ライブ直後の作曲であること」との色合いが強い印象。聴衆への外向きエナジー放出モードから内向き創作モードへの転換のお陰で作曲意欲が貯えられてた事による作曲のスムーズさ、好評だったライブCOLORSからの流れにある明快な旋律とバラード版弦楽アレンジ、過酷な2ケ月で鍛えられた低音を活かした新味歌唱。どれもライブ直後ならではのフレイウ゛ァーを漂わせている。ふと、この曲のタイトルはFlavorOf"Live"でもあるのかもしれない、そう私に思わせたのだった。


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