銀座の歩行者天国(長さ千メートルくらい)、ディーズニーリゾート(半径八百メートルくらい) 御殿場アウトレット(半径八百メートルくらい)、などの近年作られた歩行者専用エリアは、ちょうど拙稿のいう徒歩圏宇宙の大きさになっています。遊歩道沿いに店舗あるいはアトラクション施設が立ち並ぶ、思い切り斬新なデザインの街路になっています。自動車道路のような緊張を強いるものはありません。
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現代の都市開発で、しばしば行われている歩行者専用エリアは、人工的で快適な徒歩圏宇宙を作っていくことです。市街地に、半径八百メートルくらいの歩行者エリアを作ります。徒歩圏の大きさの人工空間を作る。フェンスなどで外界と隔離された孤立した閉鎖空間。いわば巨大宇宙ステーションです。
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これらの庭の中には、まず工場や会社など生産的な施設はほとんど入っていません。自動車道路も、原則、ない。ベンチや東屋のようなリラックスするための工作物が設置されています。植木、植え込み、花壇、池、など自然を模擬した人工的風景として作られています。つまり、楽しむための空間を作ると、こうなるのでしょう。
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まず庭が最も素朴な人工徒歩圏です。はるか昔から作られています。住宅の庭、中庭、共有空地、コモン、公園など。歩けないくらい小さい坪庭などから富士箱根伊豆国立公園くらい大きなエリアまで、いわゆる庭という概念でくくれます。楽しく歩くためにある、という共通のイメージがあります。だいたいは徒歩圏内に入る大きさでしょう。ふつう、大きくても半径八百メートル前後。ニューヨークセントラルパークや新宿御苑くらいの大きさになると、徒歩圏をいくつかつないだ大きさです。国立公園は大きすぎて、徒歩圏の概念の外ですね。
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