哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

侵略者の言語が定着

2016年04月25日 | yyy51侵略する人々


興味深いことは、占領後ローマ文化が広くフランスに浸透し、ラテン語の系統がその領域の母語(古フランス語)となって今日に至っていることです。シーザー軍の武力によって服従させられた後のガリア諸部族は、母語であったケルト語を家庭内では使っていながらローマ人の軍人、商人、あるいは方言が通じない遠方のガリア人やゲルマン人と交渉するためにブロークンなラテン語を使うバイリンガルでした。








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ガロ・ロマンス語

2016年04月24日 | yyy51侵略する人々


その後、ガリアの諸都市はローマとの交易が進み、文化的にローマ化し、商用語としてのブロークンなラテン語(Vulgar Latin)が、はじめは都市住民、数世紀後には農民に広まってガロ・ロマンス語になり現在のフランス語になりました。







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上納金、戦利品、略奪による収入

2016年04月23日 | yyy51侵略する人々


史実によると当時ピレネー山脈で採掘された大量の金がガリアに蓄積されており、それをシーザーが持ち帰ったため、ローマ帝国内の金価格は二割も下落した、とあるので、相当な上納金、戦利品、略奪による収入があったと推定されます。シーザーは、(もちろん私有財産も増やしたうえで)部下の将兵に惜しみなく報奨金や財宝を与えたので人気も士気も非常に高くなった、と自賛しています。







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帝国の生命線

2016年04月21日 | yyy51侵略する人々


ローマ元老院に向かってシーザーは、ゲルマンとガリアの境界であるライン川はローマ帝国の生命線である、と言って大防衛軍を委嘱させます。この兵力が後日シーザーを帝位につかせます。シーザーの真意はどこにあったのでしょうか?







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庇護と侵略は表裏一体

2016年04月20日 | yyy51侵略する人々


シーザーは、ガリア人はローマの味方だから守ってあげる、という理由を掲げてゲルマンを撃退します。守ってあげることと侵略とは正反対の意味ですが、軍事活動では、それが裏表一体になるようなところもありそうです。







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