哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

常識のほうが矛盾

2012年11月25日 | xxx2私はなぜ現実の中に生きるのか

私が現実の中に生きている、ということが本当ならば、私の内面というような、だれもが見ることができる現象ではないものはわけの分からないあやしげなもの、ということになります(拙稿23章「人類最大の謎」 )。逆に、私が私の内面として感じているものが本当ならば、現実世界は私の内面によって作られた作り物、ということになります。どちらにしても常識に合わない。こういう話を人にしたら、おかしな人だと思われてしまいますね。

これはしかし(拙稿の見解では)、常識のほうが矛盾しています。

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自分の奥からの通信

2012年11月24日 | xxx2私はなぜ現実の中に生きるのか

Millais_royalist しかし言葉で語ることをしばしやめて、ただ一人、目をつぶり胸に手を当てて、自分の奥からの通信を聞けば、明らかの私の内面からそれらは来る。

拝読ブログ:魚座が最高の日 いろいろ得した一日 武田百合子「富士日記」のことなど : 梟通信~ホンの戯言

拝読ブログ:奥能登ツアーその3(二日目) : 丘の上から通信

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私だけの内面

2012年11月23日 | xxx2私はなぜ現実の中に生きるのか

言葉以外の表現方法、たとえば(音楽や美術など非言語的)芸術は創作者の内面を表すといわれています。それはその通りでしょう。しかし、そのことが芸術作品の意味を共有することをむずかしくしています。結局は、創作者だけがその作品の意味を感じ取ることができる、と言ってしまえば、共有はありえません。

人の内面を他人が感じ取ることなどできるのか? 少なくとも言葉でそれを語る以上、内面は共有できません。人と付き合い、皆で正しく語り合えば語り合うほど、私だけが知ることができる私だけの深い内面は、霧のように薄れていきます。

拝読ブログ:外見・内面・年齢 | をとめイズム。

拝読ブログ:偏向報道を正すのは、ジャーナリストであるという自覚と誇りです。 - 思索の日記

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権威の立脚点

2012年11月22日 | xxx2私はなぜ現実の中に生きるのか

Millais_rescue 科学も、知識人も、教科書も、マスコミも、すべての権威は言葉でできている以上、現実世界だけを立脚点にして私たちに語りかけてきます。

拝読ブログ:野球の記録で話したい : 審判の権威は揺るがない|野球史

拝読ブログ:「歴代で一、二を争う秀作だ!」 『リンカーン 秘密の書』を米都市伝説の権威が大推奨!|HotTrash.com @nifty映画

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現実世界だけが表

2012年11月21日 | xxx2私はなぜ現実の中に生きるのか

人と共有できる現実世界。それに対して人と共有できない私の内面。少なくともこの二つの世界にまたがって私たちは生きている、と思われています。人と人が社会を作って言語を話す以上、どうしても私たちが互いに共有しているものだけが絶対的な存在感を持つ。話せば話すほど、書けば書くほど、現実世界だけが表に出てくる。

拝読ブログ:ロムニー敗北の最大の原因は、アメリカの現実である黒人やラテン系、アジア系を軽視した政治姿勢 - 株式日記と経済展望

拝読ブログ:柳井正さんの「現実を視よ」: Chairman's NoteBook

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