ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

老童牛肉麺@台北

2013年11月02日 | 旅で出会った食メモ
出発前最後の「ご当地グルメをリフト撮りin台北」 空港の「老童牛肉麺」で、危うく食べそこねるところだった一品を牛肉ごとリフト。牛骨ダシの真っ黒スープは漢方薬の香り高く、ほろほろの牛肉煮も味が染みている。高菜や刻みショウガにラー油や酢をかけ、トッピングするのも。

「QQ」と形容される、やわやわの麺に味覚がなじんだところで、台北のミッション終了。基隆の碧砂観光魚市場は羽田着後のアップとし、まずは3日間ごちそうさまでした。

台北てくてくさんぽ5

2013年11月02日 | てくてくさんぽ・取材紀行
台北から基隆へは電車で40分、さらにバスで20分ほどの碧砂漁港には、近海の魚を直販する小売市場がある。現地表記で魚名を表示しているので、これは勉強になる。現物を見て分かりづらいのは類推してみたが、不明なのや間違いがあれば教えてくださいませ。

「土星芦」→スズキ。香りからか土の字が入るのか
「海午仔」→コノシロ。 澎湖と産地表示あり
「香魚」→アユで、これは言い得ている。「有蛋蛋」とは子持ちの意か。
「馬頭」→アマダイでこれも見た目のまま。「本港漁撈」とあるのは地元水揚げらしい
「活扇貝」→活けホタテ。「日本空輸」と表示されている
「鱈」「鮭」→このあたりはまんま。サンマも「秋刀魚」だが、近海でとれるのか?
「海石斑」→ハタ。名の通り、黒っぽい魚体に黒い斑点がある
「虱目魚」→台湾のローカル魚のサバヒー。「現殺」は活け締めのことか
「青衣」→アオブダイ。ほかにも見られる「野生」とは天然物か
「肉魚」→割と目にするエボダイ。あちこちで見られる「澎湖産」との表示は、冝蘭沖の好漁場である澎湖諸島近海。
「正紅條」→ユカタハタ。赤い南方系の魚体
「油帯魚」→タチウオ。脂がのっているからか
「鳥魚」→ボラ。からすみは「鳥魚卵」
「大閘蟹」→モクズガニ。陽澄湖産とある本場上海ガニ

台北てくてくさんぽ4

2013年11月02日 | てくてくさんぽ・取材紀行
行き止まり式駅萌えの私、今日は台湾北端の港町・基隆へやってきた。台北からの電車は切れ込みホームで行き止まりだが、本線はさらに奥へと延びている。

どん詰まりを見極めたいので駅を出て追ったら、埠頭へ入り船着場へと続いていた。ここは行き止まりではない、海に向けて世界へ開けた駅のようだ。

寧夏夜市の臭豆腐@台北

2013年11月02日 | 旅で出会った食メモ
もう少しいくぞの「旅先グルメをリフト撮り」 昨夜の夜食は寧夏夜市にて、臭豆腐をリフト。屋台で売っていて、名の通りのテイストらしいが揚げてあるので臭いは控えめ。パリッと香ばしい外側に中がねっとりと厚揚げ風なのが、かみしめるとだんだん発酵の匂いが残ってくる。

寧夏夜市は、ほとんどが飲食店の屋台で構成される夜市。この臭豆腐のような珍味も見られ、カエルの看板にある薄いコーヒーゼリーのようなのは果たして?

台北てくてくさんぽ3

2013年11月02日 | てくてくさんぽ・取材紀行
台北では市場や漁港を回ってばかりで、「普通」の観光をあまりしていない。なので午後は地下鉄で北投温泉の共同湯「滝乃湯」へ入りに出掛けた。石造りの湯船を囲むように、寝転がったり座ったりと地元の人で満員御礼。湯が猛烈に熱い上に玉川温泉並みに強く、浸るとジリジリ溶けるよう。3分も入っていられないが、出入りを繰り返したら足の疲れや肩こりが抜けてスッキリした。

夕食まで時間があったので、地下鉄の終点の淡水へも足を伸ばした。河口に近い夕日の名所で、駅前の公園からは正面に山、右手に河口と渡し舟が望め、日没の直前は陽の帯が水面を手前へと向けて渡るのが美しい。

公園を臨むみやげ屋街で、イカだんごの「炸花枝丸」を購入。プリプリのイカの甘みにガーリックがスパイシーに効いてくる。夜市名物のローカル魚ファストフードは、散策のおやつにも手軽だ。