都内私的4大酒場のひとつ「渋谷の隠れ屋」へ、年内の店じまいの前にもう一度行けた。艶めく生牡蠣、光立つ刺身、煮えたぎるスジ。キレキレの魚たちとともに、「黒白波」ロックが旧知の仕事仲間の間を飛び交う。
なるほど、我らは「職人」なのかと、合点も杯の肴となる夜。今宵も天下泰平なり。
都内私的4大酒場のひとつ「渋谷の隠れ屋」へ、年内の店じまいの前にもう一度行けた。艶めく生牡蠣、光立つ刺身、煮えたぎるスジ。キレキレの魚たちとともに、「黒白波」ロックが旧知の仕事仲間の間を飛び交う。
なるほど、我らは「職人」なのかと、合点も杯の肴となる夜。今宵も天下泰平なり。
ミックスサンドと聞けば、ハム・卵・きゅうり・野菜それぞれのサンドの盛り合わせととらえる。が、こちらのは全カテゴリを一つに挟み込んだ、個々がスペシャルなミックス。かぶりつけば混ぜこぜならではの旨さが、バラエティでもあり収拾のつかなさでもあり。同じ味わいの4連荘、重層サンドゆえのヘヴィな食べ応えか?
ホテル雅叙園東京の「百段階段」の内覧会へ。昭和10年に建てられた雅叙園で唯一、当時の面影を残す木造建築で、荘厳な料亭建築のたたずまいを残している。99段に及ぶヒノキの階段はもちろん、結ばれる広間も彩り鮮やかな絵画や彫刻で飾られ、「昭和の竜宮城」の別称も伊達ではない。
いつもは美術展などの会場となっているが、このたびは創業90年を記念して、階段そのものをありのままで見ていただく趣向。企画のなき企画展も、この歴史の重みあって成り立つものだろう。
インスタ映えを狙ってのことか、単にサービス精神旺盛なのか。チャーシューで表面に麺が視認できないラーメンがあるけれど、ワカメでそれやるとはなかなか意表だ。ヘルシー志向にはむしろ嬉しい、緑一色の具材爆盛りにいざ、挑まん。
モンブランの名の所以は「白い山」。発祥の地では純白のクリームだったのが、日本では栗、カボチャ、紅芋と色とりどりに染まったという。窓越しの庭園には、前撮りの「白い無垢」。こちらも歳を経たらお連れの方の色に染まって…は余計なお世話? パンドラ@ホテル雅叙園東京