ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

味噌バターコーンラーメン@新千歳空港

2015年06月30日 | 旅で出会った食メモ
最後に向かうにつれ、どんどん流れがパッとしなくなる道南の旅。新千歳空港での朝ごはんに、半ばやけっぱちで味噌バターコーンというど真ん中観光ラーメンを頼んでみる。が、なんとバターとコーンがのせ忘れ。店の人を呼びとめたら、作り直しじゃなくて「これにのせ直してきます」だと。待つこと数分だけど、その分麺はのびスープは冷める。

札幌のローカルなラーメンはそもそも醤油ベースで、もやしにコーンにバターにワカメの味噌ラーメンは、観光客向けに「北海道らしさ」を演出して生まれたという。でも、ラーメン原体験が「どさん娘」の自分にとっては懐かしく、北海道に来たというより麺食のDNAに響く味わいである。

でも、冒頭の一件でそんな高揚感もどこか横滑りしていく、このたびの旅の締めごはんではある。

やきそば弁当とサッポロソフト

2015年06月29日 | 旅で出会った食メモ
道南の旅最終日は、あすの朝の新千歳便に備えて千歳泊にした。千歳はなぜか、毎度ハズレ宿ばかり遭遇するのだが、今夜のは極め付けに…。

長旅の最後の晩でもあるし、今宵は部屋でラストナイトの壊れ飲みに。北のローカル劇薬系アルコールのサッポロソフトをあえて選び、肴は適当、締め麺は「やきべん」押さえておかねば。

ノーザンホースパーク4

2015年06月29日 | てくてくさんぽ・取材紀行
ノーザンホースパークの視察のメインは、社台スタリオンステーションの見学。重賞レースを制した30頭の名馬たちが、種牡馬として活躍している。この日は競馬ファンならずともその名を耳にしたことがある、スターホースを直々にご紹介いただくことに。以下、左上から時計回りに

ハーツクライ…トニービンとサンデーサイレンスの子。体のフォルムが走るのに向いているが、ガニ股なのも特徴。

ディープインパクト…説明不要の大名馬。実際に見ると小柄な馬だが、「エンジンの性能とタイヤ」すなわちスタミナと足回りが図抜けていたため、あれだけの成績を残せたとか。見た目のかわいさ通りおとなしい性格。子供の世代の獲得賞金が200億越えとなってきており、サンデーサイレンスを抜けるか注目されている。

ジャスタウェイ…日本の馬で初めて、世界ランキング一位のまま引退した馬。安田記念やドバイでも勝利した。ハーツクライの子で、アメリカ競馬のスピード向けの体型を引いている。が、父に似てやはりがに股。目がクリッとしたアニメ顔で、これは勝てる馬相なのだとか。気性が穏やかで動じないので、世界戦向きの性格。

オルフェーブル…両親がともに国産馬の子ながら、重賞レースがとれた馬。落ち着いたディープと対象な性格で、ヤンチャだが「計画したやんちゃさ」なので、コースに合わせた走り方をする賢さもあるとか。種牡馬になってもカッカする性格は変わらずで、厩舎をウロウロしているそう。栗毛でたくましくしっぽがきれいで、競馬しない人でもファンが多いという。

説明の方によると、かつては純国産馬は弱かったが、この10年で重賞レースがとれる馬が増えているそう。特にサンデーサイレンスとディープインパクトの子にレベル高い馬が集中、名馬が出る率が高いという。買い目としてはこの両産駒、というのが、いちばん有益な情報だったかも?

ノーザンホースパーク3

2015年06月29日 | てくてくさんぽ・取材紀行
ノーザンホースパークの内覧で、垂涎なのはサラブレッド厩舎。引退馬で現在は競技会に出てるのだが、重賞をたまに買う私レベルでも耳にしたことある馬も。

菊花賞とメルボルンカップをとったデルタブルースはじめ、ダンスインザダークとエアグルーヴの子のフォゲッタブル、インティライミ、トライアンフマーチ、トウカイポイントなど。そしてウインドインハーヘアは、ディープインパクトの母ちゃん。おとなしい中にも気品がある、ような。

お世話になった方も、やられた方も、思い出深いのでは。

ノーザンホースパーク2

2015年06月29日 | てくてくさんぽ・取材紀行
このたびの道南の視察、本番はここからで、千歳郊外のノーザンホースパークへやってきた。文字通り馬のテーマパークで、広大な敷地に馬車やら引き馬やらが楽しめる。

とりあえずの腹ごしらえは、はやきた鈴木和牛のハンバーグ。幻の黒毛和牛ともいわれ、赤身の味がしっかり食べ応えある。アスパラやトマトが涙ものにうまく、豊穣な北海道にやってきた感が膨らむ。