専門のバーらしくお客もラグビー通ばかりで、希少なサモアジャージ着用のおかげで? 皆さんに話しかけてもらえ楽しめた。これもワールドカップ効果、さあ日本戦はどこで見ようかな。
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前橋てくてくさんぽの帰りに寄ったのが、三たび訪れたこちら。幻の県産黒毛和牛「増田和牛」の焼肉がいただける、産地県で数少ない店なのだ。増田和牛は36カ月の長期肥育、上質な稲藁などを用いたバランスの良い飼料など、手間暇かけて育てるため、月間出荷数が5、6頭という希少さ。にもかかわらず、店なたたずまいは町中の普通の焼肉屋然としているギャップが、また魅力的な店である。
この日は早めの夕食後間もないので、2品に絞って味わいに徹することに。ハラミは脂が少ない見た目ながら、かみしめると肉汁がしっかり滲み出てくる。赤身肉自体の味を楽しめる肉で、ワサビが合うとのオススメもわかる。マルチョウはたっぷりついた脂が激甘と対照的で、シャキシャキした歯応えとともに深まる甘さがたまらない。脂も甘味も雑味なくすっきりしているところに、肥育への尽力が感じられる。
ひと皿1000円ちょっとからの安さも凄く、店の雰囲気もあり希少な銘柄牛なのを忘れ、ついどんどん追加してしまいそうに。イチボやランプなど高級部位も気になるが、再訪の折には8500円のサーロインステーキも、試してみたいところだ。
前橋てくてくさんぽ、敷島公園などを散策した帰りにこちらへ立ち寄った。群馬を拠点とするローカルスーパーで、普通に家庭用食材の買い出しで寄ったのだが、ご当地商品もぽつぽつと並ぶ。ぐんまちゃんのキャラ入り「榛名牛乳」と、フリアンパン洋菓子店の沼田名物みそパン「望郷上州路フランスみそバター」は、明日の朝ごはんに。
そして惣菜コーナーにはお隣・栃木は佐野の名物「いもフライ」も、普通に並んでいた。ふかしてひと口大に切ったジャガイモに衣につけて揚げ、ソースをかけただけのものだが、ジャガイモの素を味わえ妙にうまい。家でも簡単に作れそうだが、地元御用達のスーパーに置いてあるのが、やけにうまそうに見えるから不思議だ。
贈答物コーナーにはハラダのラスクとかメジャーな品も並んでいたが、こういう普段使いの食こそ当地に来た感に浸れていいものだ。