築地場外を歩いていると、割と「埋もれ寺社」に出くわす。市場の寺社らしい個性があり、門前に乾物がぶら下がってたり、本堂の一部が小売店舗だったり、事務所ビルのフロアに入ってたり。波除け様は「埋もれ」じゃないが、賑わう商店を見守りそっとたたずむ感じか。
飲食モールも建屋が出来上がっており、場外はこれからどう変わっていくのだろう。
飲食モールも建屋が出来上がっており、場外はこれからどう変わっていくのだろう。
北海道とセコマと並びローカルさを高評価している、広島のポプラ。いくらか東京にも出店していて、仕事先の最寄駅そばにあり愛用していたが、なんと本日にて閉店。がらんとした商品棚から、せめて惜別のポプラプランドのデリを買い、感謝を胸にお別れだ。
今回の旅では瀬戸内沿岸を移動したため、どこもアナゴが名物ながら食べずじまいだった。帰る朝、姫路駅にて買った「あなごめし」でモーニングアナゴ。だしが効いてるのに加えアナゴ自体が厚く身の味が濃く、東京駅で御用達の江戸前のあっさり感のと、対照的でいい。
広島の食材、尾道のアコウをはじめとした瀬戸の地魚に、竹原小吹の希少なタケノコ、またまだサイドストーリーがいろいろある。
広島の食材、尾道のアコウをはじめとした瀬戸の地魚に、竹原小吹の希少なタケノコ、またまだサイドストーリーがいろいろある。
広島食材紀行の最終日は、なぜか姫路に。いつもの最終日延長で、姫路城を見たことがなく衝動下車でのもう一泊もいいかなと。
夕方にお城をぐるりと巡ったら、最終日の晩は恒例の宿飯に。姫路城の帰りに見かけた「キッチンkokoro」で、名物の姫路おでんをテイクアウト。9本1280円で、つゆをたっぷり入れてもらったため、ランはここでおしまいとなりソロリソロリと帰る。もうひとつヤマサ蒲鉾のチーカマドックも購入、姫路城の散策テイクアウトで、ビールのおともにもよさげである。
宿に着いてさっそく店開きしたら、ショウガ醤油の爽やかな香りが漂う。チクワ、ダイコン、厚揚げ、コンニャク、豆腐、スジいずれも、赤黒くなるほどつゆが染みている。チーカマドックは蒲鉾のシャキシャキからチーズがトロリ、衣のしっとりさが優しくて食が進む。
夕方に到着して、お城も見てご当地名物も食べてと、効率良い姫路の旅だ。