横浜に住んでいながら初の牛鍋を、「太田なわのれん」でいただくことに。薄底の鉄鍋に整列した山形牛の上に、江戸の米味噌をたっぷりのせて、程よく色が変われば食べごろ。界隈に3軒ある牛鍋屋の中で、ぶつ切り肉を使うのはこちらだけだそうで、激甘の味噌も溶き卵も引き立て役となる、強靭な肉肉しさがたまらない。
食べ終えて残った味噌ダレ入り溶き卵を、ご飯にかけて食べる「締め」がまた、贅沢なB級感。一切れだけ肉を乗せたら、牛丼の元祖「かめちゃぶ」らしくなったような。
今日でお別れ、見慣れたIC錯綜風景もこれで見納め。これまで勤務したことある銀座や京橋と違い、この街は今後の要件が思い当たらず、再訪することはほぼないのでは。
な訳で、荷造りの合間にだめ押しの「橙」へ。青椒肉絲かけチャーハンで、さらば大橋。
な訳で、荷造りの合間にだめ押しの「橙」へ。青椒肉絲かけチャーハンで、さらば大橋。
先日、惜別に築地市場へ行った方からいただいたお土産は、「ブランチハンガー」というマグロ漁の漁具。延縄の幹縄に針がついた枝縄を留めるもので、長さ150キロある幹縄の巻き上げ中に獲物がかかった枝縄が来たら、これをパチンと外して人とマグロの綱引きとなる。試しに紐をはめて締め緩めしてみたら、青柳祐介先生の「マグロ土佐船」の寿栄丸で延縄の先引きしている気分に?
引きこもりっきりの連休で唯一、娘の学校の文化祭へ昼ごはんを食べに。世界各国をテーマにしたカフェをやっていて、ケバブにトムヤムクンにナンカレーにピザにバーガーと、ホントにワールドワイド。それぞれ界隈の専門店から仕入れているので味も本格的で、国境というか店舗を越えて味わえるとは、足を運んだ甲斐があった。卒業生がやってる会津の有機野菜も買え、晩飯の仕込みも万全?
大橋での業務もあと4日、今週はお世話になった店で惜別の昼ごはんに。といっても2軒だけど。ここは社のあるビルの入り口から至近、中途半端な時間の急ぎメシで重宝した。最後だから、背脂の海にお名残惜しやのダイブだ。