地域情報発信を担う食事処でありイベントスペースの、神田「なみへい」が月内で閉店する。昨夜ご挨拶がてらにお邪魔、名残惜しみとともに今後の展開を伺った。これからは会員制・場所貸しでイベントなどに対応していくそうで、いわく「次のステージ」に進むとのこと。年会費分で年1回、このスペースを自由に使えるのだから、なかなかお得といえる。
ちなみにこの日は三重県松阪がお題で、木綿豆腐、アオサのり、松阪赤菜など、農漁産品推しだったのが面白い。市内中山醸造の地酒「白米城」は+25度と、牛のシルエットのラベルながら、霜降りで甘い銘柄牛とは対照的な猛辛。既存イメージにない価値を発掘・発信するここの真骨頂を楽しみながらの、いっとき別れの宴である。