ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

最後のなみへい@神田

2018年03月28日 | 町で見つけた食メモ

地域情報発信を担う食事処でありイベントスペースの、神田「なみへい」が月内で閉店する。昨夜ご挨拶がてらにお邪魔、名残惜しみとともに今後の展開を伺った。これからは会員制・場所貸しでイベントなどに対応していくそうで、いわく「次のステージ」に進むとのこと。年会費分で年1回、このスペースを自由に使えるのだから、なかなかお得といえる。

ちなみにこの日は三重県松阪がお題で、木綿豆腐、アオサのり、松阪赤菜など、農漁産品推しだったのが面白い。市内中山醸造の地酒「白米城」は+25度と、牛のシルエットのラベルながら、霜降りで甘い銘柄牛とは対照的な猛辛。既存イメージにない価値を発掘・発信するここの真骨頂を楽しみながらの、いっとき別れの宴である。



【介護レク】編集長の旅ばなし・桜の城編

2018年03月22日 | おさんぽ講座・介護レクの記録

社会福祉法人善光会の介護レク「編集長の旅ばなし」開催しました。今回は城と桜がテーマで、全国の花見どころの城と、世界遺産の姫路城の動画バーチャルウォークで構成。最後は小田原城の冬桜イルミネーションの動画で締め、なかなかの好評でした。

この講座、なかなか旅行に出られないデイサービスのご利用者様が対象で、いかに旅気分を味わって満足いただけるかがポイント。参加者や職員の方から様々なヒントをもらいつつ、ブラッシュアップしていければと。次回は初夏に開催予定です。


下田てくてくさんぽ2

2018年03月18日 | てくてくさんぽ・取材紀行

温泉研究家の野口冬人さんお勧めの、伊豆下田・観音温泉にお邪魔した。施設内には野口さんの蔵書が寄贈された資料室があり、ブルーガイドの古い旅行書も寄贈させてもらっている。

ブルーガイドブックスの昭和36年の創刊ラインナップも揃っており、当時はまだ山歩きガイドの方が観光ガイドよりも多く、国内旅行の黎明期のガイド書だけに丁寧かつ読み応えある文なのがいい。温故知新、いまの旅行情報発信へのヒントもありそうだ。

野口さん推しなだけに温泉も素晴らしく、強アルカリの柔らかな湯は肌に染み入り体がほどけてゆく。本の出版記念に一緒に泊まりに行こうと誘われていたが叶わず、先生を偲びつつひとり、しみじみ湯に浸ってみる。


下田てくてくさんぽ1

2018年03月18日 | てくてくさんぽ・取材紀行

今日の下田での要件は「お使い」で、事務的な往復ながら着いてしまうと旅心が盛り上がる。到着早々、駅前の「山の朝市」で無添加ハチミツに手作りわさび漬けを購入。ハチミツはナッツ入りで、クリームチーズと一緒にクラッカーにのせたら、ワインのアテにピッタリだそうだ。

抽選券がもらえたのでチャレンジしたら、なんと干物が当たり。少しは運気が上がってきたかな。



鯛めし@小田原駅

2018年03月18日 | 旅で出会った食メモ

駅弁を買ったの、いつ以来だろう。値段の高さ、駅コンビニの普及、業者の減少。ご無沙汰な理由は多々あるけれど、地場の産品を使い郷土食を用いたローカル色の濃い駅弁は、その心意気が伝わり舌に心にしみじみ染みる。

手製のそぼろとある鯛めし、砂糖甘いそぼろをわさび漬け、大根浅漬け、アサリのしぐれ煮といったしょっぱい系が下支え。朝ごはんに箸が進む軽さがよく、車窓に海を見る前に完食した。帰りは、鯵の押し寿司にしようかな。