ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

カネダ食品の煮込み@川崎桜本通り

2019年10月27日 | 町で見つけた食メモ
先日、川崎の桜本商店街のロケハンで、韓国食材の店で見つけた逸品。あったかいのを鍋から袋詰めして売ってくれた。たっぷり3人前はあり、モヤシと豆腐を足していただいたが、おばちゃんによると卵を落としてうどん投入もご機嫌だそうだ。本番の散歩でも、また買って帰ろう。

福しんの麻婆豆腐定食@新宿

2019年10月27日 | 町で見つけた食メモ
先日デビューしたこの町中華、普段は全く思い出さないのに、様々な店を物色していたはずが、なぜかここのカウンターに座っていることが増えた。当たり前でありきたりながら、不思議な魅力のあるチェーンだ。

で、あれこれと品書きを物色していたはずが、なぜかいつもこれが出てくる。大した特徴もなくもうこれでいいか、と食べた後々にまたループする、不思議な常習性にとりこまれるMBDである。

【朝カルおさんぽ講座】吉原編

2019年10月26日 | おさんぽ講座・介護レクの記録
朝日カルチャー「東京ぐるっとさんぽ」吉原・三ノ輪編は、総勢17名で開催。浅草六区から、ひさご通り→千束通りの商店街を経て、吉原遊郭の名残を訪ね歩く花街散歩となった。両商店街はかつての吉原通い道で、当時を伝えるような老舗や昭和風情の飲食店街が点在。唐破風宮造の銭湯「曙湯」など、奥浅草らしい生活感も漂っていた。吉原が北枕を避け区画をずらした影響で、五叉路や六叉路が相次ぐ千束の迷宮から、遊女ゆかりの弁財天・吉原神社を経て、いよいよ核心部へと入り込む。

かつて引き手茶屋が並んだ仲之町通りを中心に、揚屋町や江戸町などの遊郭が路地に並んだ吉原の区画は、今も基本構造はさほど変わっていない。周囲を「お歯黒どぶ」という堀と塀に囲まれていた、城郭並みの閉塞感は今はなく、行灯をモチーフにした赤い街頭と柳の並木は、歩いていて当時の風雅さを感じさせる。色々な意味で?明るく華やかな建物が並ぶ街並みを歩き、中が見えないようにした門前のSカーブ、1箇所だけ残るお歯黒どぶの石垣などの痕跡も観察し、見返り柳に送られて三ノ輪駅にて終了となった。

ロケハンしたときには、核心部分を引率して歩くのはどうか心配したが、行ってみたら結構盛り上がりひと安心。今回はテーマで来たという一見さんも多く、花街遊郭観光の注目度の高さを実感した。次回は11月16日、がらりと趣が変わり早稲田にて文京エリアと大名庭園巡りです。

【介護レク】編集長の旅ばなし・池上本門寺お会式

2019年10月23日 | おさんぽ講座・介護レクの記録
社会福祉法人善光会での「編集長の旅ばなし」。お題は施設のある大田区の池上本門寺の祭事「お会(え)式」で、夜店を見ながらお寺までの散策と、きらびやかな万灯練り行列の映像を見ながら、みなさんと散策気分を楽しんだ。

お会式は大田区の方ならほぼ行ったことがある、地元に根付いた祭事だそう。なので自分よりみなさんの方がよほど詳しく、万灯の花の所以や纏振りの見どころを、逆にお話ししていただくほうか多かったかも? 数十年ぶりに見られたと喜んでくれた方もいらっしゃり、なかなか盛り上がってよかった。

池上駅前の浅野屋で買ってきた、おやつの久寿餅もみなさんでいただき、参拝気分の締めくくりに。次回もみんなで楽しめる旅先を用意して、お邪魔いたします。

わかば@野毛

2019年10月21日 | 町で見つけた食メモ
様々な先達に教示いただき、知った店のストックがそこそこになった野毛。とはいえ、自分で発掘して気に入っている店は、やはり思い入れがある。奥の4人掛けが空いていたら、そこが私的な野毛の貴賓席。カウンターに出向いて、上に並ぶ大皿惣菜を見ながらアテを数品選び、この日の刺し盛りを決めたら、後は升受けの酒が重なりゆくばかり。

ひやおろしから〆張鶴まではおぼろげにあった記憶、都橋方面に流れたような、日の出町へと突っ込んだような、いつのまにか客人も増えていたような。雨の野毛をゆく足取り、右へ左へが似あわしい。