ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

金華サバの缶詰

2016年10月30日 | 旅で出会った食メモ
某めしばな漫画の缶詰の回にて、激論が繰り広げられた鯖缶。水煮vs味噌煮が盛り上がったように、日常の食生活にあるのが鯖缶の立ち位置とのまとめだった。しかしながら、私的には鯖は高級缶詰の位置付け。地方のご当地鯖缶、ブランド魚介を堪能するアイテムにもなっている。

宮城の金華鯖缶、缶詰ながら鯖が舌の上でとろけほぐれる。閉じられた空間から出でた至福に、しばし身を委ね。

【朝カルおさんぽ講座】銀座編

2016年10月22日 | おさんぽ講座・介護レクの記録

朝カル「編集長と歩くおさんぽ講座」銀座編は、これまで最多の15名参加の盛り上がり。京橋をスタートに、広島TAUなどアンテナショップ街、並木通りからガス灯通り、銀座八丁の神社と、街歩きテイストの濃い銀座さんぽを楽しんでもらった。 

テーマである「路地」は、表通りと生活空間を結ぶ道、小社の参道としての道をそぞろ歩く。某黒眼鏡氏のさんぽバラエティのネタも交え、鍵辻を抜けたらキャバレー「白いばら」のところや、豊岩稲荷からビル内・喫茶店内を突っ切る路地も、みんなで歩いてみた。三原小路から文壇バー「ルパン」までを路地のみで横断したのは、なかなかの盛り上がり。見たことない銀座、堪能していただけたかと。 

長年勤めた街だけに、ところどころで「編集長オススメのお店」を交えたのもウケた。仕込んだ知識を受け売りするより、自身の視点や興味を披露したほうが喜ばれるのが分かったのが、今日の何よりの収穫。銀座編を転機に、自身のフィールド講座の「型」が定まった思いがする。


阿佐谷麦酒工房@阿佐ヶ谷

2016年10月18日 | 町で見つけた食メモ

8月末に高崎ブランド産品「高崎そだち」の生産者取材をしたメンバーが意気投合、月一で「高崎会」として集まっては、意見交換と業界の近況を話し飲む会が続いている。主催のPR会社、業界紙の記者、野菜専門のジャーナリスト、我々旅行出版に加え、今回から流通業の方も参加。それぞれ目線の高崎の産地談義で盛り上がった。

有機を柱としたブランディングが一定の成果を上げている一方、食用ほおづきなど新たな産品の取り組みは、一定の需要を獲得するまでまだまだな感じ。推し方、売り方ともに、提言する余地はありそうだ。

会場の「阿佐谷麦酒工房」は、クラフトビールの品揃えが見事。酸味がほどよくほの甘い徳島すだちビールと、炭酸抑えめでふくよかな飲み心地の石狩ホワイトが、喉にうまし。