ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

小作のカボチャほうとう@甲府

2014年04月27日 | 旅で出会った食メモ

ビルの谷間の向こうの連山へ、ダイヤモンドに夕日が沈む。山国甲府の一日は、こんな風に終わりゆく。途中下車にての晩飯なら、やはり甲府名物のアレだね。

北口すぐの「小作」はほうとうのお気に入りの店で、拙著「旅で出会ったローカルごはん」でも紹介している。熱々の鉄鍋の中には厚切りで甘さの濃いニンジン、適当スライスで土の香豊かなジャガイモ、まる一つがねっとり絡みつくサトイモ、さらにシイタケ、ワラビ、ネギなど、大地の幸が満載である。

主役のカボチャも大振りに断ち割って放り込まれ、ほっこりと砂糖甘い。これや芋類は食べ進めるとスペクタクルとなり、やや辛めの味噌にマイルドに溶け込んでいく。厚めのきしめんのようなモチモチ麺は、脂ののった豚肉とのマッチングが素晴らしい。

結構な量だがほぼ野菜のため、いつも普通に食べ切れる。鍋から直でいくので、最後まであったかいのも美味さのうちである。さて宿を探して…いやいやさすがに今日は帰ります。


奏鳴荘みやげのオルゴール@下諏訪

2014年04月27日 | 旅で出会った食メモ
たっぷり下諏訪を歩き、たっぷり地酒を飲み、このたびの思いつき旅もそろそろミッションコンプが近い。これだけ遊ばせてもらったのだから、家族みやげはしっかり行っとかねば。

観光センターの食祭館を覗くと、近隣にあるオルゴールミュージアム「奏鳴館」みやげのオルゴールコーナーがある。ミニ紙袋入りの手頃なのは、曲数がクラシックからスクリーンミュージックから日本の童謡からJポップから、実に幅広いこと。1000円しないお安い値段もうれしい。

てな訳で自分のも含め、家族みんなのカラオケ持ち曲を揃えてみた。サビの部分のみだけど、思い入れを持ってくれるかな。

日々是好食 食祭館@諏訪

2014年04月27日 | ◆日々是好食
諏訪の昼酒後で「旅先グルメをリフト撮り」。諏訪大社秋宮門前街の「食祭館」で、信州地鶏の山賊焼き丼のリフトだ。

ネギ味噌ダレで炙った鶏丼で、甘めの当地の味噌がネギ風味のおかげでさっぱり軽くなり、皮がパリッ身がしっとりと絶妙な焼き加減の鶏肉に見事にマッチ。これは地酒「高天」辛口にピッタリで、丼のアタマでコップ酒が進む進む。こりゃ二本目いっちゃうかな。

食祭館の漬物バー@上諏訪

2014年04月27日 | 旅で出会った食メモ
諏訪大社秋宮の門前街のおみやげセンター「食祭館」で、家族のおみやげ買ったらさすがに足がくたびれた。観光客向けっぽいが相場は安いので、ここの食事処でお昼とした。

昨晩の宿の飲み放題のアテでも見たのだが、塩昆布キャベツってこのあたりの酒肴の基本なんだろうか。シンプルながら昆布のダシと塩っ気が、キャベツの甘味に絶妙な味付け。

加えてこの店、サラダバーと漬物バーが食事にデフォでついている。野沢菜、ダイコン、キュウリの漬物取り放題で、昨日味わった「高天」辛口が進む。この店、猪口じゃなくコップを出してきたのも、ある意味凄い。

おや昼飯のはずが気がつけば、漬物で高天のおかわりいってるし。

諏訪てくてくさんぽ4

2014年04月27日 | てくてくさんぽ・取材紀行
下諏訪巡りの後半は、諏訪大社春宮から秋宮へと移動。旧中山道らしく、途中には一里塚や旧宅の伏見屋邸など、史跡がちらほら見られる。左手の山肌には桜がまだ残り、名残の花見をしながらの気持ちいい散策だ。

大型ホテルが湖に面して立ち並ぶ上諏訪温泉に対し、下諏訪温泉街は街道沿いの宿場町風情。屋号の行燈が趣きあり、旦過の湯など泉質を売りにする共同湯も。ほどよいアップダウンで、今日の陽気では汗ばむほどだ。

諏訪大社秋宮は、春宮と比べ観光客で賑わっていた。作りは春宮とほぼ同じで、弊拝殿の前でまた座り込んで彫刻観察。今日はお宮参りや結婚式日和らしく、境内が何とも華々しい。

郷土資料館脇のなまこ壁の小路を下り、門前通りに出たところで散策は終了。門前街でそばでもと思ったら、ざるで1000円オーバーの観光地値段にビックリ。さてどうするか?