ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

炒飯屋@神保町

2018年10月30日 | 町で見つけた食メモ

かに玉、キムチ、豚バラ煮、五目あん。チャーハンに何かがかかるなりのるなりした途端、実力の数段上にランクが上がる。中でも両者の絡み具合がベストなのが、麻婆豆腐。組み合わされる宿命だったかのマッチング、これ以上ない中華のタッグチームに、レンゲをとれば攻め込まれるがまま。これぞ、飯もので至福の中華かな。


銭湯…和泉湯@門前仲町

2018年10月28日 | 宿&銭湯・立ち寄り湯
門仲での業務にくたびれて参加できず、茶店で仮眠してもまだシャキッとしないので、ちょいとひと風呂。先週飲んだあたりに近い「和泉湯」は、これぞ銭湯といった堂々たる造り。お江戸の銭湯にしては湯温がやや抑えめなので、長湯ができてすっかりリフレッシュできた。

今後門仲での一杯の前にいい湯を見つけた、と思いきや、月内で閉店との張り紙が。文化財的な外観もあり、残念…。

日々是好食…南青山のラーメン屋スタイル

2018年10月27日 | ◆日々是好食

・店頭に赤黄系の巨大店名看板がない(→入り口にさりげなく「らあめん」と書いた張り紙のみ)
・丸椅子、壁のメニュー短冊などの大衆食堂らしさがない(→黒を基調としたシックな内装)
・ワイドショーや情報番組を流すテレビがない(→店内に控えめに響くジャズ)
・券売機がない。「え〜らっしゃ〜」と迎えられない(→黒い調理服の兄さんが笑顔でオーダーとり)
・汗だくおっさん系・ラーメンぶくれヲタ系のひとり客がいない(→シュッとした女性グループ・カップル・ビジネスパーソンばかり)
・スープのワイルドスメルが漂ってこない(→厨房は奥でクローズに。そもそも鶏ガラスープ一本)
・油多め・味濃いめを問われない(→代わりにチャーシューを炙るか問われる)
・店内に「ズズッ」という音が響かない(→どうやって食ってるんだか)

で、写メ撮ってFBに上げるような奴もいないというオチ。これが、南青山のラーメン屋クォリティ。焼鳥倶楽部@表参道・骨董通り


壱六家@上大岡

2018年10月26日 | 町で見つけた食メモ

ハマの家系ラーメンといえば、豚骨スープ×醤油ダレ。かのスープのワイルドな香りが病みつきとなるこのラーメンで、醤油ダレをチューニングしたあえての逆張りとは。たまり醤油のしょっぱ甘さがトンコツ臭をねじ伏せ、繊細・さっぱりさとは対照的な角度の醤油ラーメンに。「ハマブラック」とでも呼びたい骨太さに、空腹の胃袋も沈黙だ。