ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

松木新党

2011年12月27日 | 社会・政治

 松木謙公議員、今年6月2日の菅内閣不信任案に賛成して、民主党を除名になりました。

 松木謙公議員です。

 以来、無所属で頑張ってきたわけですが、八ツ場ダムの工事再開などに抗議して民主党を離党する若手がちらほら出るに及んで、年内に新党を立ち上げる腹を固めたようです。

 もともと小沢議員側近の松木議員。 
 消費税増税を進める野田内閣への反発を強めた小沢議員本人、もしくは小沢シンパが、大挙して松木新党になだれ込む、というシナリオも有り得ないわけではありません。
 そうなると、野田内閣は窮地に追い込まれますね。

 でもそんなことをしても、なんだか怨念ばらしみたいな感じがして、国民の支持は得られないでしょう。

 素人からみて、松木議員には魅力を感じないし、昔の自民党にいた建設族議員みたいな顔をしていて、おっかないですよねぇ。

 民主党がマニフェストをことごとく守らなかったことは周知の事実。
 結局与党になれば、現実に取りうる政策オプションは限られているということでしょう。
 民主党も良い勉強になったでしょう。

 次の衆議院選挙では、おそらく自民党が政権に返り咲くと予想します。
 その時のことを考えれば、民主党内でごたごたするのは止めて、捲土重来を期すべきでしょう。

 民主党はもはや泥船です。

日本をダメにしたこの民主党議員たち
松木 謙公
日本文芸社

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寒波

2011年12月27日 | 文学

  連日、日本列島に厳しい寒波が襲っています。
 北国は大雪。
 名古屋でさえ、積雪8センチを記録しました。

 首都圏では晴れてはいますが、冷たい北風が吹き荒れています。
 なんとなく、心も荒むというものです。

 
冬蜂の 死にどころなく 歩きけり  村上鬼城

 村上鬼城
は江戸時代末から昭和初期に活躍した俳人です。

村上鬼城です。

 恵まれた境遇ではなかっため、困窮した生活や人生の諦念、弱者や病気への苦しみなど、独特の倫理観で憐れみ、哀しみを詠った句が多いのが特色とされています。

 上の句、なかなか迫力ありますねぇ。
 冬の蜂の生への執着と、迫りくる死が、寒々しい冬の妖気とともに私たちを圧倒します。
 下手なホラー映画より怖いですねぇ。

 俳句という世界最短の定型詩が持つ力強さを想わずにいられません。

 
鷹老いて あはれ烏と 飼はれけり 村上鬼城

 
こんなことってあるんでしょうか。
 カラスと鷹を一緒に飼うなんて。
 ここにも、老いた鷹という弱者への視点が、不気味なまでに提示されています。

 冬は厳しい季節であるとともに、お正月やクリスマス、バレンタインデーなど、楽しい行事も色々あります。

 また、雪景色は都会でも田舎でも、世界は白によっておおわれ、幻想的な美的世界を現出させます。

 精神の荒廃を克服し、冬には冬の楽しみを満喫したいものです。

定本 現代俳句 (角川選書)
山本 健吉
角川書店

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会議は進む

2011年12月27日 | 仕事

 昨日出席した都内某ホテルでの会議、13時から16時30分まで、事務担当の私が作ったシナリオどおりに進みました。

 議長、お見事です。

 進行予定案の終了時刻から五分と変わらず終わらせ、議論すべき点には時間を割き、はしょっても構わない点は「資料を読んでおいてください」の一言で終わらせる、江戸弁も爽やかな某私大の副学長の進行に、うっとりしました。

 以前、某私大の教授が議長だった時は、仕切りということを全くせずに言いっぱなしのやりっぱなしで、13時に始まった会議が20時ちかくまでかかったことがあります。
 議長の手腕一つで、会議というのは大きく違った様相を呈するものだと、感心したしだいです。

 よく政府の有識者会議などで学者が委員に任命されますが、あれはけっこう危険なのですよね。
 うまい人と下手な人が極端ですから。

 私が勤める研究機関の長は、会議というと自分の夢や理想をうっとりと語って嫌がられています。
 しかもそれが毎回で、長いとなれば、出席者全員うんざりです。

 まぁ、学術行政には向かない人ですね。
 ヒラ教授のまま、しこしこ研究しているほうがお似合いです。

 昨日の議長なんかみてると特にそう思います。

 研究者も長がついてしまえば、行政的な仕事が多すぎて、実質的に研究の最前線に立つことはできません。
 それだけに、研究以外の、調整能力とか、予算や人事などの行政的知識が物をいいます。

 田舎の新設大学なんかで、学者ではない、元文部科学官僚なんかを学長で引っ張ってくるのは、その行政手腕に期待してのことで、評価の定まらない新設校にとっては、トップの行政能力は死活的に重要でしょう。

 今のトップとは少々因縁があるので、どうしても小馬鹿にしたような目で見てしまうというきらいがあります。
 一応上司なので、それではいけないと思うのですが、彼の度重なる暴言で、合計18ヶ月も休職しましたからねぇ。

 良い上司に恵まれたいですねぇ。

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