ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

仕事納め

2011年12月28日 | 仕事

 今日は仕事納め。

 といっても、3時に職場のトップが職員を大会議室に集めて簡単な挨拶をしただけで、普段となんら変わるところはありません。

 しかも、私はトップの顔を見、声を聞くと、顔面紅潮、脂汗が噴出し、手足が震えて過去のパワー・ハラスメント事件が猛烈にフラッシュ・バックするので、事務室で留守番をしていました。

 十年くらい前までは仕事納めと仕事始めの日は昼から酒を飲んで、色々な部署に顔をだしては挨拶していましたね。
 まともに仕事をする日ではありませんでした。

 段々と勤務時間中に飲酒はまずいだろうということになり、現在のように、普段と変わらない勤務日になりました。
 良い傾向です。
 昔がおかしかったのでしょうね。

 ただ、昔は官民問わず、大手の事務職はみんな大なり小なり同じようなことをやっていたので、役人の業界でも何とも思わなかったのでしょう。

 しかし昨今の長引く不景気により、民業はより厳しくなり、役所もそれでは世間様に顔向けできない、ということで襟を正したというわけです。

 だから昔は仕事納めの日は酒を飲み過ぎ、12月29日は毎年調子が悪かったのですが、ここ10年ばかりはそういうことはありません。

 年末年始の休暇は1月3日まで。
 掃除をしたり宴会をしたり、あんまりゆっくりできないんですよねぇ。

 江戸時代、独身者や単身赴任者の多かった町人や下級武士は、正月を、風呂の中でたれる屁のようにつまらない、と評しています。
 今もその実感は変わりませんねぇ。

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盗撮

2011年12月28日 | その他

 京都教育大学の職員が東京観光の折、都内某温泉ランドで男性の裸の写真を撮ろうとカメラをタオルで隠して入浴に及ぼうとしたところ、男性客に通報され、逮捕されたそうです。

 お馬鹿さんですねぇ。

 カメラなんぞ持っていなければ、男が男湯に入るなんて当たり前過ぎて誰も気にしないものを。
 写真におさめようなんて馬鹿な気を起こすから捕まってしまうのですよねぇ。
 おのれの目をカメラとして、魅力的な男性の裸を目に焼き付けるだけでは我慢できなかったのでしょうか。

 盗撮といえば、江戸時代を舞台に元幕臣で剣の使い手が写真師となって活躍する盗撮シリーズという小説があります。

 西郷隆盛の写真を撮れ、という明治政府からの密命を受けて鹿児島に潜入したり、鹿鳴館の華と言われる未亡人と恋愛を楽しみ、巨大な闇に直面したり、来日中のニコライ皇太子暗殺未遂事件に居合せ、陰謀に巻き込まれたり。

 荒唐無稽といえば荒唐無稽、面白いといえばこれほど面白い小説もありません。

 西郷隆盛の写真は、明治維新の大物にしては例外的に一枚も現存していませんね。
 ニコライ皇太子の暗殺未遂の現場写真というのも見たことがありませんし、鹿鳴館での舞踏会の写真も見たことがありません。

 いずれも写真が存在しないことを前提に構想を膨らませた作家の力技と言えましょう。

西郷盗撮 (剣豪写真師・志村悠之介 明治秘帳?)
風野 真知雄
新人物往来社
鹿鳴館盗撮 (新人物ノベルス)
風野 真知雄
新人物往来社
ニコライ盗撮
風野 真知雄
新人物往来社

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デモ参加女性の処女検査?

2011年12月28日 | 社会・政治

 エジプト政府は反政府デモに加わった女性17人に対し、処女か否かの検査を実施したそうですね。

 一体何のために?

 エジプト政府によると、デモ参加女性がデモを取り締まる軍人に性的暴行を受けたと訴えたため、その証拠を調べるためだったと釈明しているそうです。

 処女検査なるものがどういう医学的根拠で行われるのか知りませんが、そんなことをしたら性的二次被害とでもいうべき精神と肉体への傷を与えることになるのは自明です。
 阿呆な真似をするものですねぇ。

 もう30年ちかく前になりますか、ポルノ映画というのが全盛で、こちらは現在のアダルト・ビデオとは異なり、前張りをして本番なし、というのが常識でした。

 その中で愛染恭子という女優が本番をするというので評判になっていました。

 しかもこの人、週刊誌の企画だか事務所の企画だか忘れましたが、処女膜再生手術なる珍妙な手術を受け、晴れて処女となって本番ポルノで初体験を済ます、という映画を撮ったことがありました。


 向かって右のおばちゃんが愛染恭子です。
 今やポルノ専門の映画監督です。

 残念ながら当時私は18歳未満であったため、この稀代のお馬鹿映画を見逃してしまいました。
 誠に残念です。

 今や局部丸出しでモザイクもなく、本番行為に及ぶビデオが巷に溢れかえっており、処女膜なんてものに関心を持つ者は稀ですから、現在から見たら牧歌的な話題だったのでしょうねぇ。

 それは商売のために自らの意思で行ったことですから、どうでも良いとして、エジプト政府のデモ参加女性に対する仕打ちはやれませんねぇ。
 反省してほしいものです。

蘇る!愛染恭子伝説。 [DVD]
愛染恭子
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ビレッジ 生贄の森

2011年12月28日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 昨夜はちっとも森が舞台にならない、明るいダーク・ファンタジー「ビレッジ 生贄の森」を鑑賞しました。

 米国在住の女子高生。
 ある時ルーマニア出身の父から、会ったことのない祖母が死んだので、葬儀参列のためルーマニアに行こうと誘われます。
 好奇心に駆られルーマニアへと旅立つ父娘、それに父親の恋人。

 しかしその村は、キリスト教が成立するはるか以前、太古の昔から悪鬼を崇拝し、悪の親分の入れ物としての女性を女神とし、女神が亡くなるたびに若い女性を選び、悪の核のようなものを体内に取り込んで女神として継承していく、という伝統を守り続けていたのです。

 古代、悪鬼を崇拝する者と、それを退治しようとするトルイドが闘い、トルイドが勝利をおさめます。
 その後も悪鬼崇拝者とトルイドの戦いは連綿と続きますが、現在、トルイドはわずか一組の親子だけになってしまいました。

 悪鬼崇拝者VSトルイドの戦いやいかに・・・。

 なんだかどこかで聞いたことのあるような、安っぽい話です。
 演出も今一つで、不気味な感じがありません。
 なんだか時間を損したような気分です。

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