リビアのカダフィ大佐、哀れな末路を迎えて、もう一か月以上が過ぎました。
元気な頃のカダフィ大佐です。
リビアでは選挙によって、イスラム原理主義国家が生まれる可能性が高まっています。
そんな中、アルジェリアに亡命したカダフィ大佐の長女、アイシャ氏が、シリアの放送局を通じ、カダフィ大佐の残党に武装蜂起を促したそうです。
アイシャ氏です。
やりますねぇ。
そもそもアルジェリアがアイシャ氏の亡命を認めたのは、一切の政治活動を行わない、と約束したからであったはず。
時代の流れがわからないと言おうか、愚かと言おうか、浅知恵と言おうか。
なんだか切なくなってきます。
このたびの現政府への反乱の呼び掛け。
そんなことをしたら、アフリカの多くの国がそうであるように、何十年も続く泥沼の内戦になってしまいますよ。
ここは潔く負けを認めて、カダフィ大佐をはじめとする一連の内乱で命を落とした者たちの菩提を、敵味方関係なく、弔いながら静かに余生を過ごしたらどうでしょう。
それはあまりに日本人的な感覚でしょうかねぇ。
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