日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

岡山県・玉野市 日本共産党の前市議会議員 松田達雄の活動ニュース

宇高航路フェリー問題─高齢化の進展

2010年04月24日 | 玉野市政
 先日、宇高航路フェリー存続問題で玉野市の産業振興部長に、「宇野高松間地域交通連絡協議会」の動向など、その後の経過、今後の見通しを聞いた。瀬戸大橋高速料金が他の高速料金よりも3千円と高く設定される方向が示されている。しかし、料金設定案に賛否両論があり、見直しの声もあがっており、流動的である。この6月からの高速道路新料金がフェリー会社の経営にどのような影響を及ぼすのか、推移を見守る必要があるとのこと。国の全額補助による「地域公共交通総合連携計画」のを策定に向けて、「需要等に関して調査」を行うなどの取り組みが必要とのこと。5月に開催予定の連絡協議会で今後の方向性が話し合われるようだ。
 高齢化の進展─
 この部長との話し合いの際に頂いた資料に「交通基本法の制定と関連施策の充実に向けて─中間整理のポイント」という内容のものがある。そのなかに「高齢化の進展」のグラフが示されている。2005年の高齢化率(65歳以上人口)に20%。2030年に32%。2050年に40%という数値グラフとなっている。
 玉野市の場合、2010年時点でほぼ29%である。今後の玉野市の高齢化率の推移がどうなるのか。より正確な数値、見通しをもって、今後の玉野市のまちづくりを考えなければならないだろう。また、この「交通基本法」案の制定の動きにも注視する必要がある。