日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

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消防体制の強化こそ─

2016年12月29日 | 玉野市政
今日12月29日(木)、今年も残すところ3日となった。

冬至の21日から1週間余が過ぎ、朝明けが早くなっているはずだが、

今朝、午前4時半に起きて新聞配布していても、まだ、その気配は感じられない。


 12月22日に発生した糸魚川市の大火。被害家屋144棟、

その8割以上の120棟が全焼、被災した人は200人余に上る

と新聞が報じている。

密集地に強風が重なり大火となって、この街を襲った。

消防力も追いつかなかった。

被災した方々に心からお見舞い申し上げます。


 玉野市では、財政難を理由に「行財政改革計画(案)」が検討され、

消防出張所の消防署員を減らす行革案が示された。

「同じ出張所の管轄内で救急事案中に火災が同時発生した際、別の出張所から

の出動となり、到着時間に影響がある・・・・しかしながら、同時に火災や救急の

複数事案が発生することは稀で(年に2~3件程度)であるため、

厳しい財政状況に鑑み、費用対効果を勘案した上で、当該改革に取り組む」と

個別計画案に記述している。

 黒田市政も、ここまで劣化、凋落してきたかと、あきれるばかりである。

瀬戸内国際芸術祭に1億円もの大盤振る舞いなど、

沢山のムダづかいを見直し、削減せず、「費用対効果」が低いからと、

消防体制の弱体化を押し進めるなど、とんでもない、と

日本共産党市議団はキッパリと「異議あり」を主張した。

もともと、消防はめったに起こることがない火災や自然災害などに

対応して体制を確立しているのである。

玉野市の誇れる5分間消防(現場に5分以内に到着する)を壊す暴挙。

想定される巨大地震等に対応する消防・防災体制の強化こそすれ、

現行の消防署員の削減、消防弱体化は許されない。