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てらまち・ねっと



 昨夜、党首討論のニュースを見た。

 放送の冒頭から、麻生さんの発言
   
   *鳩山さんもしくは民主党の「政権担当を担う力・・」

 「担当を担う」とは、「になう」の重なり。
   また、 言葉間違い から始まった。

 今朝のインターネットのニュースをみて、内容の低調さにはガッカリ。
 ともかく、要点はみておく。

● ところで、岐阜県庁裏金20年分を返せ、の住民訴訟の訴訟。
2006年12月10日 ⇒ ◆(1) 岐阜県庁の裏金事件。過去20年分の80億円の裏金と知事ら退職金の返還請求の住民訴訟データ

 昨日、15回目の弁論で結審。
 今年4月に替わって来た裁判長。
 判決は、8月19日(水)午前10時言い渡しと指定された。
 前回の弁論で、梶原前知事の証人尋問の申請を却下した裁判官たち。
 中身を見ようとしていない雰囲気、ありあり。

● とはいえ、続いて開かれた県議選のポスター代水増し分返還の住民訴訟はちょっと違った。
  2007年9月11日 ⇒ ◆県議会議員選挙ポスター代、水増し分返還 住民訴訟提訴しました

 県がお金を払ったのは印刷業者のはずだから、「『候補者に返せという法的根拠』を示すように」と求められた先回の弁論。

 それでこちらの言い分を整理する書面を先日出しておいた。
 昨日の11回目の法廷、
   裁判長「請求は『・・・民法・・』・・『不当利得』を返せということを『怠っている』ということなんですかねぇ」
   私 「はい、そういうつもりです、そう読めませんか?」
   裁判長「そうは読めないけど、ま・・」
 
     (私の内心 * 「そうは読めない」なら先の「裁判長の口頭でのまとめ」はできないばすなのに・・)

   裁判長「今後について。
(原告の求めている)提出命令ですが、まず (嘱託?照会?) します。
それで任意で出してくれればいいし・・」

   被告代理人2人の声(こちらにまで聞こえる「ボソボソ」) 
     「おい、提出命令かよ・・」

 なお、提出命令を申し立ていた文書は、
 「税法は7年間、会社法では10年間の帳簿書類の保存期間」にあたるもの。

 法廷が閉じて、書記官から、相手(印刷所)が 50数件 ありますし、普通郵便というわけにもいかないから、書留なりにしますので、切手代を計算しますから追加で収めてください、と言われた。

 裁判長、ちゃんとやってくれるじゃん・・

● なお、3件のうちの最初に開かれた山県市のごみ処理の単独か岐阜市と共同か、その単独選択による経費が大幅増の分は返せ、そんな住民訴訟。
  2006年6月8日 ⇒ ◆山県市のゴミ処理に関する住民訴訟の提起について

 こちら市長を証人申請していたところ、昨日、被告市側から「副市長を証人」として申請する書面が出された(市長を法廷に出したくないのかな)。
 こちらは当時の岐阜市の職員を申請した。

 副市長の証人採用は間違いない。

 ともかく、次回7月15日の法廷で、証人の採否の決定と尋問の日程が決められることになる。

 今回は、普通の訴訟の進行をしてくれていると感じた。

● 午前中に、岐阜に来たばかりという新聞記者から電話があり、会って話を聞きたい、とのことだったので、裁判所を出てから待ち合わせて合流。
 取材&状況説明、情報提供などした。

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衆議院提供 インターネット・テレビ中継 トツプページ

衆議院 インターネット・テレビ中継 党首討論
 左側のカレンダーの 「2009年5月27日」をクリックすると
 党首討論のビデオに




●麻生氏と鳩山氏、初の党首討論 総選挙意識し論戦
   朝日 2009年5月27日23時2分
 麻生首相と民主党の鳩山代表による初めての党首討論が27日行われた。首相が「民主党の社会保障、安全保障(政策)は極めて不安だ」と、同党の政権担当能力に疑問を呈したのに対し、鳩山氏は「新しい日本が生まれるスタートラインに立たなければいけない」と政権交代の必要性を強調した。双方とも近づく総選挙を意識した論戦となった。

 鳩山氏は大勢のボランティアが授業を手伝う東京都三鷹市内の小学校を例に持論の友愛社会を訴え、「麻生政権は官僚任せ。私たちは国民、市民、生活者起点の政権をつくりたい」と主張。首相は鳩山氏の主張を「極めて抽象的」とし、官僚主導批判にも「官僚バッシングだけではうまくいかない。公務員をやる気にさせる方法を考えないと役人は動かない」と反論した。

 鳩山氏は企業・団体献金の3年後の完全禁止などを法案化するとして賛同を求めたが、首相は「(政治資金規正法)違反の話を棚上げにして制度の変更とは、単なる論旨のすり替え」と直接は答えず、逆に「国民の最大の関心事は西松(建設)の問題」として、民主党は説明責任を果たしていないなどと批判した。鳩山氏は同様の献金を受けている自民党の国会議員側が立件されていないことを挙げ「一方では秘書が逮捕・起訴され、他方ではおとがめなし。検察官僚のやることか」と反論した。

●麻生VS鳩山…互いの非突く激論、でも双方「党首力」不安   2009年5月28日02時33分 読売新聞
 麻生首相と民主党の鳩山代表による初めての党首討論は、秋までにある衆院選を意識し、相手の非を突く激しい展開となった。しかし、経済危機や北朝鮮の核問題への対応などについて議論は深まらず、衆院選に向けて、ともに「党首力」に不安を残した。

 ◆感情的◆

 冒頭、鳩山氏は北朝鮮の核実験を取り上げ、事前に情報を得ていたのかと尋ねたが、首相は質問にすぐには答えず、こう指摘した。

 「どちらが首相にふさわしいか。どちらの政党が政権を担う力があるか。意見を戦わせるのは正しい」

 さらに、「民主党は何をしようとしているのか。社会保障や安全保障の問題で、極めて不安を抱かざるを得ない」とも語った。民主党の政権担当能力に疑問符を付ける狙いだ。

 鳩山氏は国家像に話題を移し、持論の「友愛社会」について「人の幸せを自分の幸せと思えるような世の中にしたい」と強調した。首相は「我々は百年に一度の経済危機に直面している。理念や抽象論でなく、現実にどう対応するかが重要だ」と攻撃。「政権交代は手段であって目的ではない」と畳みかけた。

 これに対し、鳩山氏は麻生政権を「官僚任せの官僚主導政権だ」として、政権交代の必要性を強調。2009年度補正予算案を「官僚の悪のり、お手盛り、焼け太りの予算だ」と酷評した。しかし、経済危機への対応や公務員改革といった本質論にはどちらも踏み込まず、首相が「官僚バッシングだけやっていてもうまくいかない」と指摘すると、鳩山氏は「『上から目線』の首相らしいお答えだ」と言い返すなど、感情的なやり取りが続いた。

 ◆政治とカネ◆

 政治とカネの問題はさらに激しい応酬となった。

 鳩山氏は企業・団体の政治献金とパーティー券購入を3年後に全面禁止する政治資金規正法改正案を今国会に提出することを表明し、与党に協力を求めた。

 これに対し、首相は、小沢代表代行が自らの資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件で説明責任を十分果たしていないと指摘し、「責任を取った方(小沢氏)が代表代行になっているのは理解しがたい」と挑発。鳩山氏は「そちら側にも、むしろ数としてはあまりにも多く同じようなことを犯していた方がいる」と反論し、傍聴している与野党双方の議員からもヤジが飛び、騒然となった。

 この日の討論は、ライバルだった吉田茂元首相と鳩山一郎元首相の「孫対決」でもあり、国会議員の世襲禁止の動きをどう語るかも注目点だったが、議論にはならなかった。

 ◆党内の評価◆

 党首討論にかける首相の意気込みは強かった。側近の菅義偉選挙対策副委員長と、討論の組み立てを繰り返し考え、「鳩山氏の過去の党首討論のビデオを見て、対策を練った」(周辺)という。民主党は代表交代で息を吹き返し、鳩山氏への世論の評価もまずまずだ。首相としては「党首力」を示して、求心力を回復する必要があった。

 菅氏は討論後、首相の出来栄えについて「合格点」と記者団に語った。しかし、自民党幹部は「首相は回りくどい言い方が多かった」と指摘。参院幹部も「首相の言い方は品がない。鳩山さんのほうが丁寧で首相らしく見えた」と批判した。首相は27日夜、首相官邸で記者団に「財源の話とか安全保障の話とか、次回はきちんと聞きたい」と語った。

 一方、鳩山氏は終了後、党本部で記者団に「(前回の代表)当時は小渕内閣や森内閣が非常に低空飛行を続けていて、『一発勝負で倒して退陣に追い込め』という強いプレッシャーがあった。今回は議論を楽しむことができた」と語った。

 民主党は約10人の国会議員で「党首討論対策チーム」を作り、想定問答を作成。鳩山氏は27日、昼食も取らずに準備した。党内からは、「抽象論が多かった」との指摘も出たが、「痛み分けだが、こっちは今の勢いを保てばいいんだから、これで成果は十分だ」など、評価はおおむね好意的だった。(政治部 小林弘平)

●党首討論:詳報その1 鳩山代表「北朝鮮核実験は野党も与党もない 断固抗議」  
        2009年5月27日 毎日
 
その2 麻生首相「どちらがふさわしいか党首討論で意見を戦わせたい」

その3 鳩山代表「情報管理をうまくなさらないとこの国、もたないんじゃないか」

その4 麻生首相「友愛は抽象論 現実は100年に1度の経済危機」

その5 鳩山代表「古い政治よ、さよなら」

その6 鳩山代表「政治とお金 協力して法案の成立を図ろうじゃありませんか」

その7 麻生首相 西松事件「国民目線から見ると理解しがたい」

その8 鳩山代表「天下り天国を作ってしまっている」

その9 麻生首相 西松事件「企業団体献金の禁止にすり替えるのはいかがなものか」

その10 鳩山代表「あまりにもめちゃくちゃな補正予算」

その11 止 鳩山代表「意味のない答弁長い」 麻生首相「討論であって答弁ではない」

◆他に産経も詳報 
    【党首討論詳報】(1)鳩山氏「北朝鮮の核実験は米国から通告あったのか」 (1/4ページ) 2009.5.27 15:59

  党首討論  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・・小沢一郎が生みの親とも言われ、小沢が自民党幹事長時代より党首討論を国会でも設置しようと、前向きに動いていたという。因みに党首討論での最初の質問は鳩山由紀夫の「総理、今朝は何を食べましたか?」である。

しかし、党首討論の時間が短い(全体で45分)という批判や、発言を院内交渉団体のみに限り、全政党・会派の参加を認めていないこと、首相の逆質問があまりないことから予算審議と差が不明確であること等、制度を生かしきれていないのではないかという声もある。また、本会議や予算委員会などに首相が出席した週は党首討論を開かないことを与野党間で合意しており、党首討論が行われないことも多い。

さらに、2000年2月16日の衆参両院合同幹事会の申し合わせにより党首討論は「首相と、衆院または参院において所属議員10人以上を有する野党(会派の)党首との直接対面方式での討議を行う」となっている。

所属議員が衆議院でも参議院でも10人に達しない党の党首は討論から除外されるので少数派の政党は実際には党首討論に参加できない。そのため二院クラブは参加の申し出をしていたにもかかわらず党首討論開始時より国会での議席を失うまで1度も参加できなかった。

近年は衆参両院で10議席を切った日本共産党・社会民主党が参加できなくなっている。民主党が自党の時間を他党に割り振ろうとする動きもあったが、公明党の強い反対により実現しなかった。

公明党は開始時より首相を輩出していない与党なので1度も参加していない。


●【党首討論】「勝負は五分五分」ザ・ニュースペーパーの福本ヒデさん  産経 2009.5.27 22:54
 麻生太郎首相と鳩山由紀夫民主党代表が初めて激突した党首討論。歴代首相らを演じる政治コントで知られるグループ「ザ・ニュースペーパー」のメンバーで、麻生首相と鳩山代表の2役を演じる福本ヒデさん(37)に討論を評価してもらった。

 結果は「『どちらが国民目線か』という議論をしながら、2人とも国民感覚が感じられない。勝負は五分五分」。ただ、「コントのネタにしやすいのは『友愛』のキーワードを抽象的に語った鳩山代表。『あいまい』の『あい』が感じられた」と、軍配を上げた。
・・・・・・・・・

●西松事件で小沢氏聴取 民主有識者会議
     2009/05/27 18:16 【共同通信】
 西松建設巨額献金事件を受けて民主党が設置した有識者会議(座長・飯尾潤政策研究大学院大教授)は27日までに、同事件で公設秘書が起訴された小沢一郎代表代行から事情聴取した。 ・・・・

●【党首討論】小沢氏コメントせず 「選挙以外は駄目だ」  産経 2009.5.28 00:27
 民主党の小沢一郎代表代行は27日、・・・

●余録:党首の「言葉争い」   毎日新聞 2009年5月28日 0時03分
・・
▲ことによっては刀や弓の技による争いとなる場面に、ことわざ=言葉の技で黒白をつけてきた日本人だ。この勝負、先方をののしり、味方を存分に笑わせ、相手を閉口--つまり何も言えなくさせれば勝ちだった。いわゆる「言葉争い」だ

▲では、世が世なら天下分け目の合戦の総大将2人の「言葉争い」である。鳩山由紀夫民主党代表が選出されて初めて麻生太郎首相との党首討論にのぞんだ。だが口達者同士の丁々発止を期待した向きには、やや拍子抜けだったかもしれない

▲英議会のクエスチョンタイムを手本に日本で党首討論が始まったのは10年前の小渕恵三政権の時代だ。その最初の党首討論の初質問で「首相は今朝何を召し上がったか。私は熱いピザを食べた」と尋ねたのは当時の民主党の鳩山代表だった

▲「冷めたピザ」と評された首相への皮肉の後半は「この質問なら官僚の助けなしに答弁できるでしょう」。討論の史上第1投は変化球だった。だが10年後はもっぱら直球で麻生政権の「官僚目線」を批判した鳩山代表である。対する麻生首相の違法献金問題での反撃も直球だった

▲官僚主導政治に政治資金--論点を振り返れば日本政治のこの10年にむなしさを感じる方もおいでだろう。天下分け目の決戦にのぞむ両党首には、どうかこの国の明日の選択肢を国民の心に届ける言葉争いに磨きをかけてほしい。


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