毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 昨日のニュースに「びっくり」と「やっぱり」。何がかといえば「豚コレラ」がここ山県市内でも確認されたという事件。
 最初に発見された岐阜市の畜産センターにつながっている地域だから、伝わってもおかしくない・・・と素朴な考えをしているし、野生動物の行動範囲からすれば、当然のこと。

 ニュースから、ついつい「あそこかな?」「ここかな?」と気になるのがジモティー。
 でもそんなことではいけないし、地元の責任として、少し整理して紹介することも必要。
 調べてみたら ★≪この養豚場は農林水産省が二月、国の飼養衛生管理基準を満たすことを確認していた(豚コレラ 岐阜で9例目/東京 2019年3月7日/)》
 という。

 豚コレラ問題では、農林水産省の姿勢が批判されているところに、この事例で国は窮地に立つ。
 次のまとめが説得力があると読んだ。
 ★≪致死率ほぼ100%「アフリカ豚コレラ」はすでに上陸 !?…警鐘鳴らす農水省とユルい政府に温度差/ビジネスジャーナル 2019.02.14》

 ということで、今日は以下を記録しておく。
 なお、今朝の気温は1度。昨日3月7日の私のブログへのネットのアクセス情報は「閲覧数4,648 訪問者数1,597」。

●農林水産省公式web プレスリリース  平成31年3月7日 本日、岐阜県山県市の養豚農場において豚コレラの疑似患畜(国内11例目)確認
●岐阜県公式web 豚コレラへの対応状況について(3月7日15時00分現在)報道発表資料

●岐阜で11施設目 また豚コレラ…1300頭殺処分へ/読売 2019年03月07日 10時00分
●山県市で豚コレラ初確認 県内施設11カ所目/岐阜 2019年03月07日 11:43

●愛知の感染イノシシ12頭目 豚コレラ/産経 2019.3.6 11:03
●「みそカツ食べて」豚コレラの風評被害防止で対策 愛知/朝日  2019年3月7日12時43分

人気ブログランキング参加中 = 今、1位から3位  ↓1日1回クリックを↓  ★携帯でも クリック可にしました →→ 携帯でまずここをクリックし、次に出てくる「リンク先に移動」をクリックして頂くだけで「10点」 ←←
 ★パソコンはこちらをクリック→→人気ブログランキング←←ワン・クリックで10点

●農林水産省公式web プレスリリース  平成31年3月7日岐阜県における豚コレラの疑似患畜の確認(国内11例目)について
本日、岐阜県山県市の養豚農場において豚コレラの疑似患畜が確認されました。
本病の防疫措置等について万全を期します。

当該農場は、豚コレラの疑いが生じた時点から飼養豚の移動を自粛しています。
現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあることなどから厳に慎むよう御協力をお願いいたします。

1.発生農場の概要  所在地:岐阜県山県市  飼養状況:1,296頭

2.経緯・・・(以下、略)・・・

●岐阜県公式web 豚コレラへの対応状況について(3月7日15時00分現在)
豚コレラへの対応状況(3月7日15時00分現在)について、詳細をお知らせします。
発表資料 報道発表資料(PDF:141KB)

●豚コレラ 岐阜で9例目 先月、国基準満たした施設
         東京 2019年3月7日
 岐阜県は七日、同県山県市の養豚場で豚(とん)コレラが発生したと発表した。この養豚場は農林水産省が二月、国の飼養衛生管理基準を満たすことを確認していたという。

 県は養豚場で飼育している約千三百頭の殺処分を始めた。

 農水省によると、今回は一連の豚コレラの十一例目で、岐阜県では九例目。同県で感染を確認したのは、七例目の同県各務原市や八例目の愛知県豊田市の養豚場の出荷先を含め計十一カ所となった。

 県によると、養豚場から六日、「豚の食欲が落ちている」と連絡があり、立ち入り検査を実施。遺伝子検査の結果、七日朝に豚八頭から陽性反応が出た。県は半径十キロ圏内にある七施設に対し、出荷などを制限した。

 農水省は二月十五日の現地指導で飼養衛生管理基準を満たすことを確認した上で、防護柵の隙間に有刺鉄線を張ることなどを助言していたという。

 豚コレラは岐阜市の養豚場で昨年九月、国内で一九九二年以来となる感染が判明して以降、相次ぎ発生。今年二月上旬には豊田市の養豚場で確認され、出荷先の長野、大阪など五府県の施設に広がった。

●岐阜で11施設目 また豚コレラ…1300頭殺処分へ
         読売 2019年03月07日 10時00分
 岐阜県は7日、同県山県やまがた市の養豚場で新たに家畜伝染病の「豚とんコレラ」が確認されたと発表した。県は、飼育されていた豚計約1300頭の殺処分を始めた。同県内の飼育施設での感染は、昨年9月に岐阜市で確認されて以降、11施設目となる。

 県によると、養豚場から6日午後、「5日夜から豚の食欲が落ちている」などと県に連絡があり、遺伝子検査をした結果、7日朝に豚コレラの陽性反応が出たことから、国との協議を経て感染したと判断した。

 県は養豚場から半径10キロ以内の養豚場など5か所で豚などの搬出を制限。半径3キロ以内の2か所で移動を制限した。

●山県市で豚コレラ初確認 県内施設11カ所目
         岐阜 2019年03月07日 11:43
 岐阜県内などで家畜伝染病「豚(とん)コレラ」の感染が広がっている問題で、県は7日、山県市内の養豚場で感染した豚8頭が見つかったと発表した。県内で感染が確認された施設は11カ所目で、同市内では初めて。今年2月15日に農林水産省が現地指導をして衛生管理に問題はないと判断していた。衛生基準の有効性が問われることになりそうだ。

 県は同養豚場で飼育する豚1296頭全ての殺処分を始めた。

 感染拡大を受け農水省は2月6日から、養豚に詳しい獣医師ら第三者を含めた4人一組で県内の全33養豚場を対象に現地指導をしている。山県市の養豚場へは2月15日に立ち入りし、全8項目の検査でいずれも3段階中の最高のA判定とした。

 農水省の検査を終えた養豚場で発生が確認されたのは初めて。農水省は衛生管理の徹底を防疫対策の中心に掲げてきたが、検査をすり抜けて豚コレラが発生したことで、国の飼養衛生管理基準が有効なのかどうかが問われる。豚へのワクチン接種を求める声も高まりそうだ。

 県によると、今月6日に同養豚場から県中央家畜保健衛生所に豚の調子が悪いと通報があった。7日早朝に県の遺伝子検査で感染が確認された。

 県は半径3キロ以内を移動制限区域とし、山県市内の2農場(計3301頭)の出荷や移動を禁止。半径10キロ以内を搬出制限区域とし、山県市と岐阜市の2養豚場(計1万854頭)の出荷を禁止した。

 7日、対策会議を開いた古田肇知事は「きめ細かな対応をしている中での発症で残念。イノシシへのワクチンを一刻も早く実施したい」と話した。

●愛知の感染イノシシ12頭目 豚コレラ
      産経 2019.3.6 11:03
 愛知県は6日、同県犬山市の山林で捕獲された野生イノシシ1頭が豚コレラに感染していたと発表した。県内で感染が確認されたイノシシは12頭目。

 県によると、地元猟友会が3日にわなにかかっているのを見つけ、5日に県が実施した遺伝子検査で陽性と判明した。周辺では、これまでもイノシシの感染が確認されている。

●「みそカツ食べて」豚コレラの風評被害防止で対策 愛知
      朝日  2019年3月7日12時43分 岩尾真宏
 愛知県内の養豚場での家畜伝染病「豚コレラ」の感染で、大村秀章知事は6日の記者会見で、移動制限などで経済的な損失が出た養豚農家の経営支援など、約4億5千万円の緊急対策を盛り込んだ新年度補正予算案を開会中の2月議会に追加提出することを明らかにした。

豚コレラの特集はこちら
 緊急対策では、移動制限による出荷の遅れなどで損失が生じた養豚農家に損失相当額を交付するほか、主に県内を対象に豚コレラは人には感染しないなどの知識の啓発や県産豚の安全性のPRなど、風評被害の防止対策に取り組む。

 会見で大村氏は「県産の豚を食べて応援してと訴えたい。名古屋めしで、毎日みそカツを食べてと申し上げたい」と述べた。

●致死率ほぼ100%「アフリカ豚コレラ」はすでに上陸 !?…警鐘鳴らす農水省とユルい政府に温度差   
           ビジネスジャーナル 2019.02.14  文=編集部
豚コレラよりも猛毒で、ワクチンも効かず、致死率が100%近いといわれている『アフリカ豚コレラ』。これが中国全土で蔓延し、日本にもついに上陸したとみられている
・・・(略)・・・

昨年から今年2月13日までに、アフリカ豚コレラに感染した豚が使用された餃子やソーセージなどを来日した中国人旅行客が持ち込んだケースは、10例見つかっている。それらの食品からは、コレラウイルスの遺伝子が検出されたのだ。
・・・(略)・・・「なかでも、愛知の中部国際空港で見つかっているケースが多い。というのも、中国・上海の空港とは2時間足らずで結ばれているから、一泊旅行のノリで気軽にやってくる中国人が多い。現在流行中の豚コレラが岐阜で発症したのも、中部国際空港から入国した中国人旅行客たちが岐阜に足を伸ばし、持ち込み禁止の餃子入り弁当を食べたのが原因とみられている。その残飯をイノシシが食べて、養豚場の豚に移した可能性が高い。こんな形で豚コレラが日本に持ち込まれたのなら、同様にアフリカ豚コレラが上陸してもおかしくない」

農水省レポートが上陸可能性を指摘
 実際、農水省は、アフリカ豚コレラが上陸している可能性があると認めるレポートを昨秋、すでにまとめていたのだ。
・・・(略)・・・

岐阜県内の獣医師関係者はこう語る。
「豚コレラとアフリカ豚コレラのウイルスの型は別物で、別々の検査薬を使わないといけない。ところが、現在は豚コレラのウイルス検査にばかり注力し、アフリカ豚コレラの検査はほとんど行っていないんだ。調べないのだから、感染状況などわかるはずもない。政府がウイルスの侵入を水際で食い止めているというのは、根拠の乏しい強弁にすぎないんだよ」

 現場の農水省職員たちが、猛毒のアフリカ豚コレラが上陸している可能性が高いと訴えているのに、政府もメディアも「病気の発生の事実がない」ことを理由に、緊張感に欠ける対応をしているのが現実だ。

 思えば、「月例勤労統計」のデータ改ざんを起こした厚生労働省が繰り返し引き合いに出され、霞が関に対する信用はすっかり失墜してしまった。だが、農水省の現場は正しいデータを基に、誠実に警鐘を鳴らしている。それを政治家や大手メディアがスルーしてしまい、真実が公にならないだけなのだ。われわれは先入観にとらわれず、霞が関の現場が発するシグナルを見落としてはいけないではないか。
(文=編集部)


コメント ( 0 ) | Trackback ( )