毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 「みんなの家庭の医学」(朝日放送)は、できるだけ見るようにしている番組。
 年末に放送された「ストップTHE物忘れ 認知症予防SP」(2016年 12月20日放送)は興味深かった。
 番組では、★≪脳のほとんどの部分の神経細胞は年をとると死滅する一方で、脳の中のタツノオトシゴでは年をとっても神経細胞を増やすことができ、脳の中のタツノオトシゴ自体を大きくすることも可能。その脳の中のタツノオトシゴを大きくするものこそ、物忘れストップ物質「BDNF」≫

 ぬぬっと興味がわいた。しかし、テレビを見ただけでは、既に内容が記憶から流れてしまっているので、番組の要点をネットで確認して記録しておくことにした。

 まず、キーとなる物質、「脳由来神経栄養因子=BDNF」について、ウィキペディアで今の情報を確認。

 「みんなの家庭の医学では、 ★≪BDNFの働きにより脳の中のタツノオトシゴを大きくすることができ、記憶力の改善、ひいては認知症予防に役立つと期待されている≫ ★≪BDNFは有酸素運動で増やせる。BDNFを増やすには、ウォーキングなどの有酸素運動をする≫ 

 ふむふむ。・・・ということでもあるし・・今朝の気温は1度、暖かい気持ちと服装でノルディックウォークへ行こう。
 なお、ネットを確認中に、関連の同種の内容のNHKの次の番組があることを知ったので、それも点検してみた。そこは明日の予定、としておく。
 ★NHK サイエンスZERO で、昨年2月に放送、9月にアンコール放送「“記憶”のミステリー ~最新脳科学が解き明かす記憶の正体~」 ▽海馬の仕組み、神経新生とは?」★

人気ブログランキング = 今、1位
人気ブログランキング参加中。気に入っていただけたら ↓1日1回クリックを↓
 ★携帯でも クリック可にしました →→ 携帯でまずここをクリックし、次に出てくる「リンク先に移動」をクリックして頂くだけで「10点」 ←←
 ★パソコンは こちらをクリックしてください →→←←このワン・クリックだけで10点

● 脳由来神経栄養因子   ウィキペディア 
 脳由来神経栄養因子(のうゆらいしんけいえいよういんし、BDNF; Brain-derived neurotrophic factorとも)は、標的細胞表面上にある特異的受容体TrkBに結合し、神経細胞の生存・成長・シナプスの機能亢進などの神経細胞の成長を調節する脳細胞の増加には不可欠な神経系の液性蛋白質である。

BDNFは、ヒトでは、BDNF遺伝子から生成される蛋白質である。[1][2][3] BDNFは、成長因子の中の神経栄養因子の一つであり、標準的な神経成長因子と関連している。神経栄養因子は、脳や末梢で見出される。

BDNFは、中枢神経系や末梢神経系の一部のニューロン(神経単位)に作用し、今あるニューロンが維持されるようにサポートし、ニューロンの成長を促し、新しいニューロンやシナプスに分化することを促す。[4][5] 脳の中では、BDNFは、海馬、大脳皮質、大脳基底核で活性化されている。それらの部位は、学習、記憶、高度な思考に必須の領域である。[6] BDNFは、網膜、運動ニューロン、腎臓、唾液腺、前立腺にも作用する。[7]

BDNFそれ自体は、長期記憶に重要である。[8] 哺乳類の脳にある大多数のニューロンは、胎児期に形成されるのであるが、成人の脳の一部分では、神経幹細胞から、神経発生neurogenesisとして知られるプロセスにより、新しいニューロンを成長させる能力を維持している。神経栄養因子は、神経発生neurogenesisを刺激し、コントロールする化学物質である。BDNFは、最も活性のある神経栄養因子の一つである。

ある種の身体的運動は、ヒトの脳において、BDNFの合成を3倍程度にまで増加させる。

アルツハイマー病のある人では、脳の組織中のBDNFは低下している。


● 朝日放送|みんなの家庭の医学
  2016年 12月20日に放送した内容/「ストップTHE物忘れ 認知症予防SP」&「冬に注意したいアレルギー&完治できる治療法【Tレグ】SP」&「来年も健康に!スーパー栄養素カルシウムで

年をとると増える「物忘れ」の原因は脳の萎縮。
最新研究で脳の萎縮が進んでも記憶力を衰えさせない方法が明らかに!

物忘れだけでなく、認知症のリスクも上がってしまう脳の萎縮。そもそも脳は生まれてから20歳くらいまではどんどん大きくなり、記憶力も良くなっていく。ところが20代をピークに脳の神経細胞は徐々に減り、50歳頃からどんどん萎縮し死滅してしまうので脳も縮み、記憶力も落ちてしまうのだ。ところが同じように脳が縮んでも、記憶力が衰える人と衰えない人がいることがわかってきた。はたして脳が萎縮していても記憶力が衰えない人とはどんな人なのか?

番組ではまず脳が萎縮していながら、記憶力をしっかり保ち続けている人を探し出すことに。ご協力頂いたのは、ランダムに選んだ7名の60歳以上の皆さん。すると、同じように脳の萎縮が進んでいるにも関わらず、脳年齢が実年齢より10歳も若い男性や、脳年齢が30歳未満という女性がいることが判明した。いったい彼らの頭の中で何が起きているのか?

萎縮した“脳の中のタツノオトシゴ”を大きくできる 物忘れストップ物質「BDNF」とは?

藤原先生によれば、脳のほとんどの部分の神経細胞は年をとると死滅する一方で、脳の中のタツノオトシゴでは年をとっても神経細胞を増やすことができ、脳の中のタツノオトシゴ自体を大きくすることも可能であることが分かってきたという。その脳の中のタツノオトシゴを大きくするものこそ、物忘れストップ物質「BDNF」。BDNFの働きにより脳の中のタツノオトシゴを大きくすることができ、記憶力の改善、ひいては認知症予防に役立つのではと期待されているのだ。

番組では今回ある細胞試験の研究所にご協力頂き、このBDNFが神経細胞を活性化させる瞬間を撮影することができた。脳のことを長年研究してきた藤原先生も初めて見たという超貴重な映像は必見!

物忘れストップ物質「BDNF」を普段の生活の中で増やす方法があった!
その効果を徹底検証!!

現在アルツハイマー病の治療薬としても期待され、実用化に向け研究が進められている物忘れストップ物質「BDNF」。実は普段の生活の中でも“あること”を続ければBDNFをつくることができるという。はたしてその方法とは?そして番組では脳の中のタツノオトシゴが萎縮していた人たちにも、その“あること”を実践してもらい効果を検証する。果たして結果は……?

●2016-12-20 みんなの家庭の医学 12/20 海馬の神経細胞を元気にするBDNFを増やす 
認知症防止
        若返りTV /テレビで取り上げられた、若々しくいる方法、健康でいる方法などをシェア
12月20日の「たけしの健康エンターテイメント みんなの家庭の医学」で、「ストップTHE物忘れ」と題して物忘れや認知症の予防になる、BDNFという物質について解説。
さらに、そのBDNFを増やす方法が紹介された。

物忘れの最大原因は脳の萎縮
最盛期には銀河系の星の数ほどあると考えられている脳の神経細胞は、加齢に伴い徐々に死滅。

一説によると、1日10万個が死んでしまうともいわれ、その結果、物忘れが引き起こされるだけでなく、極端に委縮した場合には認知症のリスクが上がってしまうことも。

脳が委縮しても記憶力が衰えない人が
ところが、最新の研究でわかったきたこととして、脳の萎縮が進んでも記憶力が衰えない人がいることがいるという。

藤原先生によると、脳が委縮していても記憶力が衰えない人は、脳のなかのタツノオトシゴ、すなわち海馬が関係している。
タツノオトシゴのことを英語で「Seahorse」というが、脳の海馬はタツノオトシゴに似ていることから、その名がついたのだそう。

海馬は神経細胞を増やせる?
海馬は、脳に新しく入ってきた情報を一時的に保管する驚くべき機能がある器官。
脳の多くの神経細胞は加齢とともに死滅していくが、海馬においては増やしたり大きくしていくことができるということがわかってきた。

物忘れストップ物質BDNF
BDNFとは、脳由来神経栄養因子というたんぱくの一種で、海馬の神経細胞を元気にするエサのようなもの。
BDNFを活性化させることで、海馬を大きくすることができて、記憶力を改善したり、ひいては認知症の予防もできるのではと気体されている。

BDNFをは有酸素運動で増やせる
普段の生活の中で、減ってしまったBDNFを増やすつくることが可能という。
筋肉を使って作る。
運動することによって、脳内の海馬だけでなく、筋肉からもBDNFが分泌され血流で運ばれ脳のBDNFも増えるのではないかという仮説もある。

BDNFを増やすには、ウォーキングなどの有酸素運動をする。

番組では2人だけではあるが、職場までの1.5キロを徒歩で通勤したり、水中ウォーキング15分とウォーキングマシン15分の運動をそれぞれ1週間続けるだけで体内のBDNFが10%ほど増えた。

ウォーキングなどの有酸素運動は、筋力的なことだけでなく、記憶力を減衰させたり認知症にならないためにもよいのか。
からだを動かすのが、やはり基本的に大切なよう。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )