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てらまち・ねっと



 先日26日に投票のあった統一地方選の後半戦に関して、全国で選挙違反の取り調べが始まる。
 報道では「120人を取り調べ」とされている。

 前半戦の関係では28人逮捕、とも公表された。
  (関連)4月16日ブログ⇒ ◆統一地方選:公選法違反容疑で9人逮捕 警告3067件 (警察庁)/(岐阜県警) 警告52件 38件増

 なお、警察は、「選挙違反に関する情報提供のお願い」をウエブに出している。岐阜県の例をブログに紹介。

 ともかく、今日のブログでは、次の見出しの付く、これら捜査関係の報道を整理してみた。

・・・★《後半戦の取り調べ開始》
●統一地方選後半戦の選挙違反、120人を取り調べへ/TBS 26日
●統一地方選、選挙違反容疑で120人聴取へ/朝日 4月26日
●60事件を本格捜査へ=統一選、既に26人摘発-警察庁【統一選】/時事 4/26

・・・★《後半戦の具体的な内容から》
●’15統一地方選:選挙違反警告は前回比33増69件 県警 /岐阜/毎日 4月27日 
●ネット選挙運動で福井で初の警告 フェイスブックで事前運動/福井 4月28日
●選挙違反警告520件に 前回を上回る 千葉県警取締本部/千葉 4月27日
●統一地方選:’15年やまがた 選挙違反警告18件 前回より7件減る 県警/山形/毎 4月28日

●「何いかさましてんねん」 応援演説中の男性を怒鳴って逮捕された無職男は… 市長選の落選候補者/産経 4.26

・・・★《前半戦の摘発の具体的な内容から》
●統一選、19事件26人摘発=ネット違反は33件警告-警察庁【統一選】/時事 4/25
●統一選で28人逮捕=警察庁【統一選】/時事 4/26
●報酬約束し選挙運動依頼 大阪府議選の運動員を逮捕/産経 4.15
●大阪府議選で初当選、自民候補の妻逮捕 公選法違反容疑/朝日 4月22日
●福岡県議選落選候補者、買収・事前運動疑い逮捕/読売 4月24日
●大分県議選出馬の男逮捕 公選法違反容疑/産経 2015.4.18 07:08
●山口県議選で「成り済まし投票」名前書けずバレた/2015年4月21日6時0分 スポーツ報知

・・・★《裁判継続中の悪質案件から》
●平川市長選選挙違反:裁判官声荒らげ「全国からバカにされる」 現金授受は「恒例」 県選管「不名誉な注目」/青森/毎日新聞 2015年04月21日

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 ●岐阜県警捜査第二課  選挙違反に関する情報提供のお願い
公職選挙法の一部を改正する法律が施行され、第23回参議院議員通常選挙以降の選挙において一定の規制のもと、『インターネット等を利用した選挙運動』をすることができるようになりました。
 これに伴い、候補者等を誹謗中傷する内容の文書図画や候補者等になりすまして作成された文書図画が掲載される事案、選挙運動用ウェブサイトを改ざんする事案の発生が懸念され、警察を始めとする取締機関等による迅速・的確な対応が必要です。
 岐阜県警捜査第二課では、選挙の公正を保持するため、
   ・インターネット等を利用した選挙運動に関する違反    ばかりではなく
   ・現金買収や飲食接待を始めとする選挙違反  に関する情報提供をお願いしています。
 下記の入力フォームに従い、違反内容、違反するウェブサイトのURL等をお知らせ下さい。

●統一地方選後半戦の選挙違反、120人を取り調べへ
   TBS(26日06:51)>
 26日行われる統一地方選挙の後半戦で、全国の警察は、投開票が終わる26日夜から悪質な選挙違反の一斉摘発に乗り出します。

 警察庁によりますと、全国の警察では、投開票が終わる26日の夜以降、公職選挙法違反の疑いでおよそ60の事件の本格捜査に着手し、運動員ら120人について一斉に取り調べを行う方針です。

 摘発予定の事件の半分以上が、金品を渡して投票のとりまとめを依頼したりするなどの「買収」で、このほか、他人になりすまして投票する「詐偽投票」などの捜査もする予定です。

●統一地方選、選挙違反容疑で120人聴取へ
    朝日 2015年4月26日 05時06分
 警察庁は25日、統一地方選の後半戦の投票終了後、全国で約60件の選挙違反事件の本格捜査に乗り出し、関係者約120人を取り調べると発表した。前回(2011年)の同時期より10件、80人少ない。半数以上が買収容疑という。

 24日現在のまとめでは、前半戦の摘発は16事件(前回比31件減)、逮捕者は22人(同36人減)。買収容疑事件が大幅に減り、2事件(同27件減)、逮捕者5人(同38人減)だった。後半戦は3事件(同3件減)、逮捕者3人(同3人減)。立候補をやめるよう選挙事務所に電話をかけたりポスターに落書きしたりした自由妨害容疑だった。

●60事件を本格捜査へ=統一選、既に26人摘発-警察庁【統一選】
       時事(2015/04/26-05:05)
 警察庁は25日、統一地方選後半戦の投票が終了した26日夜から、全国の警察が約60の公選法違反事件を本格捜査し、約120人の取り調べを予定していると発表した。半数以上が買収容疑という。

 一方、前半戦も含めた24日時点の摘発は、10府県警で19事件の26人(うち逮捕は25人)となった。4年前の同時期に比べ、34事件と45人減った。ポスター破りや候補者への暴行といった自由妨害が13事件と最多で、買収と詐偽投票の各2事件が続いた。

 全国の警察が24日までに警告した違反は4095件で455件減少。無投票の選挙が増えた影響とみられる。このうちインターネットを利用した違反は33件で、フェイスブックやブログで候補者への投票を求める事前運動が27件を占めた。

・・・・・・・・・・・・
●’15統一地方選:選挙違反警告は前回比33増69件 県警 /岐阜
    毎日新聞 2015年04月27日 
県警捜査2課は26日、県内の統一地方選での選挙違反警告件数を発表した。警告件数は計69件で、2011年の前回統一選より33件増加した。県議選で新人候補者が増え、無投票区が減ったためとみられる。

 警告の内訳は、事前運動19件▽政治活動制限違反19件▽法定外文書の頒布11件▽戸別訪問10件▽法定外文書の掲示9件▽脱法文書の頒布1件。このほかに、選挙ポスターに落書きした疑いで1人を逮捕した。【梶原遊】

●ネット選挙運動で福井で初の警告 フェイスブックで事前運動
      福井(2015年4月28日午前7時00分)
 福井県警は、県内の統一地方選後半戦の違反取り締まりで、投開票日の26日までに計28件の警告を出した。違反のうち2件以上は、交流サイトのフェイスブックで告示前に投票を呼び掛けた事前運動だった。インターネット選挙運動が2013年の参院選で解禁されて以降、同運動に絡む警告は県内で初めて。

 捜査2課によると、規格外の大きさのポスターを貼るといった文書掲示違反や、法定ビラ以外の文書を配る違反が大半だった。

 警告を出した選挙別の内訳は敦賀、あわらの2市長選が計2件。福井、敦賀の2市議選、あわら市議補選が計25件。高浜、おおいの2町議選が1件だった。 

●選挙違反警告520件に 前回を上回る 千葉県警取締本部
   千葉 2015年04月27日 10:57
 千葉県警統一地方選挙違反取締本部は26日、後半戦の4市長選と20市町議選投開票日前日(25日)までの公選法に基づく警告件数が520件だったと発表した。前回2011年の同時期の警告件数(439件)を上回った。

 県警捜査2課によると、520件のうち文書掲示違反が503件を占め、残りは戸別訪問や文書頒布違反などだった。

 後半戦では市長選関連が10件、市町議選関連が253件。いずれも大半が文書掲示違反だった。

●統一地方選:’15年やまがた 選挙違反警告18件 前回より7件減る 県警 /山形
      毎日新聞 2015年04月28日
 県警捜査2課は27日、統一地方選の選挙違反の件数を発表した。26日までに警告が18件あった。内訳は、文書頒布が市町村議選1件、文書掲示が県議選9件と市町村議選7件の計16件、その他が県議選1件。2011年同期比で7件減った。【野間口陽】

●「何いかさましてんねん」 応援演説中の男性を怒鳴って逮捕された無職男は… 市長選の落選候補者
       産経 2015.4.26 12:34
 26日投開票の奈良県生駒市長選で、候補者の選挙演説を妨害したとして県警捜査2課などは25日、公職選挙法違反(自由妨害)容疑で、生駒市の無職男(78)を現行犯逮捕した。同課によると、「選挙を妨害するつもりはなかった」などと容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、同日午後3時半ごろ、同市の近鉄生駒駅中央改札口西側の市道で、候補者の応援演説をしていた男性運動員に近づき、「何いかさましてんねん」などと怒鳴ったとしている。けが人はなかった。

 男は昨年1月に行われた同市長選に立候補し、落選している。

・・・・・・・・・
●統一選、19事件26人摘発=ネット違反は33件警告-警察庁【統一選】
        時事(2015/04/25-17:07)
 警察庁は25日、統一地方選をめぐる公選法違反の取り締まり状況をまとめた。24日までに、10府県警が19事件で26人(うち逮捕は25人)を摘発。4年前の同時期と比べ、34事件と45人少ない。

 摘発は、ポスター破りや候補者への暴行といった自由妨害が13事件と最も多く、買収と詐偽投票の各2事件が続いた。
 全国の警察が24日までに警告した違反は4095件で455件減少。無投票の選挙が増えた影響とみられる。このうちインターネットを利用した違反は33件で、フェイスブックやブログで候補者への投票を求める事前運動が27件を占めた。 

●統一選で28人逮捕=警察庁【統一選】
         時事(2015/04/26-23:29)
 警察庁は26日、統一地方選をめぐる公選法違反容疑で、同日午後10時までに12都府県警が22事件を摘発し、28人を逮捕したと発表した。内訳は自由妨害16事件、買収2事件など。4年前の同時期と比べ、35事件と41人少ない。 

●報酬約束し選挙運動依頼 大阪府議選の運動員を逮捕
         産経 2015.4.15 23:34
 12日に投開票された統一地方選の大阪府議選で、選挙運動を行う見返りとして運動員に報酬を支払う約束をしたとして、大阪府警捜査2課などは15日、公職選挙法違反(運動員買収)容疑で、吹田市選挙区で初当選した豊田稔氏(60)=自民公認=陣営の運動員でパート従業員の女(50)=同府吹田市=を逮捕した。府警は認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は3月上~中旬、いずれも同市内の40代の女性3人に時給千円の報酬を支払う約束で選挙運動をさせたとしている。陣営関係者らによると、有権者に豊田氏への投票を呼びかける電話をかけるよう、3人に依頼したという。

 豊田氏は産経新聞の取材に「公選法の順守を徹底していたつもりだったが、きちんと伝わっていなかったかもしれない。私の把握が足りなかったと反省している」と答えた。

 豊田氏は吹田市議を5期務め、今回の府議選の吹田市選挙区(定数4)に立候補。3番目の得票となる2万941票で初当選した。

●大阪府議選で初当選、自民候補の妻逮捕 公選法違反容疑
     朝日 2015年4月22日12時41分
 12日に投開票された大阪府議選をめぐり、運動員に報酬を渡す約束をしたとして、府警は22日、吹田市選挙区で初当選した豊田稔氏(自民)の妻で不動産管理業の豊田真千子容疑者(60)=大阪府吹田市豊津町=を公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕した。府警は認否を明らかにしていない。

 捜査2課によると、真千子容疑者は3月上旬、運動員3人に豊田氏への投票を電話で依頼する選挙運動を行うことへの報酬として、時給1千円を支払う約束をした疑いがある。候補者の親族が同法違反(買収)の罪で禁錮刑以上が確定すると連座制が適用されて当選が無効となる場合がある。

 豊田氏をめぐっては、今月15日にも運動員の女(50)が同容疑で逮捕されている。

●福岡県議選落選候補者、買収・事前運動疑い逮捕
      読売 2015年04月24日
 福岡県警は23日、12日投開票の県議選田川郡区(定数2)から無所属で立候補し、落選した同県川崎町田原、会社員有田浩二容疑者(55)を公職選挙法違反(買収、事前運動)容疑で逮捕した。

 発表によると、有田容疑者は同県香春町鏡山、会社員堤義仁容疑者(43)ら2人(公選法違反容疑で逮捕)と共謀。2月下旬~3月上旬頃、戸別訪問などの選挙運動をする報酬として、運動員5人に1日当たり7000~1万2000円の支払いを約束した疑い。県警は有田容疑者の認否を明らかにしていない。

 運動員は戸別訪問し、投票を呼びかけるビラを配ったが、報酬は支払われなかった。有田容疑者は2003年から3期約12年、同県川崎町議を務めた。
、2月下旬から3月上旬ごろ、川崎町などで知人男性5人に選挙運動の報酬として日当7000~1万2000円を支払う約束をしたとしている。

●大分県議選出馬の男逮捕 公選法違反容疑
        産経 2015.4.18 07:08
 大分県警は、出馬した県議選で陣営関係者らに、実際には住んでいない選挙内の自治体に、虚偽の転入届を提出させ票を入れてもらったとして、公選法違反(詐偽登録・投票)などの疑いで、由布市湯布院町川上、会社役員、長谷川修司容疑者(62)を逮捕した。

●山口県議選で「成り済まし投票」名前書けずバレた
         2015年4月21日6時0分 スポーツ報知
 山口県警は20日までに、12日投開票の山口県議選で期日前投票の際に他人に成り済まして投票したとして、公職選挙法違反(詐偽投票)の疑いで山口県下松市の配管工事会社社長・藤山竜太容疑者(43)と同社社員・尾崎委弘容疑者(48)を逮捕した。県警によると、ともに容疑を認めているという。

 逮捕容疑は藤山容疑者の会社に勤務する30代女と40代男と共謀の上、10日に下松市役所で女が男の妻に成り済まして期日前投票をした疑い。組織的な犯行の可能性もあるとみて、捜査を進めている。

 下松市選挙管理委員会などによると、藤山容疑者ら2人は女性社員を含め複数人で投票所を訪れた。女性社員は宣誓書を書く際に名前の一部を書き間違え、ほかにも名前を書けずにそのまま帰った男女がいたという。

 不審に思った選管が、「自分の名前を書けない有権者がいる」と県警に通報。名前の書けなかった複数の男女を投票所で待機させたが、その場から逃走したという。県警捜査幹部は「警察官が駆けつけた時にはすでに姿がなかった」と話した。

 藤山容疑者は下松市内で、1994年設立の配管工事会社を経営し、従業員は33人。同社は取材に「お話しできる立場の社員がおりませんので、お答えできません」と話した。

・・・・・・・・・・・・・
●平川市長選選挙違反:裁判官声荒らげ「全国からバカにされる」 現金授受は「恒例」 県選管「不名誉な注目」 /青森
        毎日新聞 2015年04月21日
 「全国的にも不名誉な注目を浴びた。二度と繰り返さないよう注意喚起をお願いしたい」

 3月5日に行われた県議選の立候補予定者説明会で、県選管の田中俊匡事務局長(当時)はこう強調した。念頭にあったのは昨年1月の平川市長選を巡る公職選挙法違反事件だ。当時の市議20人中15人が逮捕された事件の公判では、市議の被告が現金授受について「恒例」と供述するなど、現金が横行する状態が浮き彫りになった。統一地方選が進行する中、公判で明らかになった現金授受を巡る経緯を振り返った。

 同市長選は大川喜代治前市長=公選法違反(買収)罪で有罪が確定=と、有力県議の長尾忠行現市長が争い、長尾氏が勝利。事件はこの選挙を巡り、大川氏派の元社会福祉法人理事長=同=が市議買収を計画したものだ。

 「清流に泥を投げ込んだわけではない。泥水の中にさらに泥を投げ込んだに過ぎないのである」。大川氏と元理事長の代理人の小田切達弁護士は、昨年12月25日の公判の最終弁論で平川市政界を「泥水」にたとえ、「選挙で現金が動くことを異としない」状況だったと指摘した。元理事長も公判で「前回(2010年)市長選でも金を渡したのに、今回出さないわけにはいかなかった」と供述。「祖父の代からお金を渡すのが恒例になっている風習がある」と話した。大川氏も「選挙の度に『買収がある』という話がしょっちゅう聞こえてくる」「金を渡さないと応援してもらえないと思った」と述べるなど、現金授受の常態化を示した。

 現金を受け取った側の公判供述でも、特段の抵抗なく現金を受け取った様子が浮かび上がった。当時の市議らは「ガソリン代など選挙には金が必要なので、罪悪感はなかった」「自然の流れで受け取った」などと話した。「子供が買収を見たらどう思うか」と裁判官に尋ねられ、「子供には見せないようにすれば良いと思った」との供述もあり、裁判官が「ここ津軽の選挙では通用しても全国から見ればバカにされる」「(金を)もらった方にお目こぼしすると、いつまでも(違反は)なくならない」と声を荒らげる場面もあった。

 一方、現金授受に抵抗感があった被告もいた。元理事長から買収資金を預かった元市議は、返却せずに別の3元市議に現金を渡した理由について「そんなお金を手元に置いておくのが怖かった」と話した。受け取った元市議の一人は「仲間でないと思われるのがいやだった」と複雑な心境を明かしている。


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