●福島地検「立証活動は適正」
産経 2013.4.18
福島地裁郡山支部の裁判員裁判で裁判員を務めた女性が公判後にストレス障害と診断された問題で、福島地検の渡辺ゆり次席検事は18日、報道各社の取材に応じ「立証活動は適正だった」との見解を示した。
渡辺次席検事は、裁判員に示した強盗殺人事件の現場のカラー写真について「今回の事件は極めて犯情が重い。2人の方が亡くなった事実を伝えるのに必要最小限のものにした」と説明。
「裁判員の心理的な負担を考えつつ、配慮はできる限りしていた。今後も、どのような負担があるかを考えながら適切に行う」とした。
女性のストレス障害については、裁判後も接点がなく「どういう状態か承知していない」としている。
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